息子を主役にして! 保育士が語る“保護者からのアリエナイ要望”5選

「最近、保育園ママたちにひとつの傾向が見られるようになってきた」。とある保育園の園長先生と雑談していたときに、彼女がこぼした言葉です。

その傾向とは、保護者たちが“意識高い系”と、“放置系”に大きく二分されているということ。

預けている間も理想の子育てを全うしたいと願う親がいる一方で、何でもかんでも保育園にまかせておけばいいと考えている親も増えているそうです。

そういった中、ありえない要望やクレームを受けてビックリしてしまうことも日常茶飯事だとか。

一体どういった要望を突きつけられているのでしょうか。今回は保育士の皆さんを集め、インタビューしてみました。

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(1)ブランド服を弁償しろと迫られた

『事前に知らせていた“どろんこ遊び”の日に高級ブランド服を着てきました。着替えも持たせていなかったので、しかたなくそのまま遊びに参加させたら、次の日に大クレームとなりました。

「ロゴを見ればブランド服であることは一目瞭然で分かるでしょ! シミがついてもう着られなくなったじゃない! 弁償してよ!」とすごい剣幕で怒鳴られ、とても怖かったです』(30代女性/私立保育園勤務)

保育園は子どもたちがのびのびと遊びながら過ごす場所。

時には汚れる活動をすることもありますが、そういったときには事前に日程を伝えておき、汚れてもいい服装で来るように指示しておきます。

そういった指示を無視しておいて、服が汚れたことに対しクレームを出すのはあまりにも理不尽ですね。

(2)うちの子を主役にしろと迫られた

『発表会で“ももたろう”の劇をやることになり、子どもがやりたい役をそれぞれ選んだ。Aちゃんは自分から「犬をやりたい」と強く志願し、犬役に。しかし親御さんから「なぜうちの子を犬役にしたのか。遠方から祖父母や親戚も見に来るのに、そんな脇役では困る」と激しく抗議されました。

登園してきたAちゃんも家でさんざん叱られたようで、「お母さんが犬役はダメって言ったから、桃太郎役に変える……」とポツリ。とても悲しそうな顔でした』(40代女性/公立保育園勤務)

やりたい役を自分で考えたり、希望がかぶったら譲り合ったりすることも子どもにとっては非常に重要な経験です。

にもかかわらず、親がしゃしゃり出て強要してしまっては、教育も何もありません。

(3)トイレトレーニングを強要してくる

『トイレトレーニングに必死な親御さんは多いですね。「お子さんは発達がゆっくりめなので、もう少しオムツで様子を見ましょう」と言っているのに納得せず、何がなんでもオムツを外してほしいと強要してくる。

その割に自宅では面倒くさいからオムツをはかせっぱなし。当然うまくいくわけもないのですが、「先生がオムツ外しに協力してくれないせいで、いつまでもパンツがはけない」と吹聴するので厄介です』(20代女性/私立保育園勤務)

2歳児、3歳児クラスの担任となれば必ずぶち当たるのが、トイレトレーニングをめぐる保護者とのいざこざ。

子どもに無理をさせないことが最優先のはずですが、一刻も早くオムツを外したいと願う親はかなり多く、保育士たちの悩みのタネとなっています。

(4)「うちの子をおろそかにするな」と文句をつけてくる

『乳児クラスにとても神経質な保護者さんがいたことがあります。お迎えのときちょっとでも泣いていると、「うちの子がおろそかになっている」とすぐ園長に報告するんです。

さらには、「うちの子は繊細で過敏なのだから、うちの子専用の時間帯を作ってほしい」「先生は他の子には話しかけないでほしい」とエスカレートしていき、最終的にはキレて退園していきました』(40代男性/私立保育園勤務)

お迎えに行ったときにわが子が泣いていると、不安になってしまうママの気持ちは分かります。

しかし、保育園は集団行動の場です。一人ひとりに専用の時間帯を作ることまではどうしてもできません。

(5)「うちの子はもっとかわいいはず」園で撮った写真にクレーム

『「園で撮影する写真が、高額なくせにレベルが低い。うちの子はもっとかわいい表情をするはずなのに、その瞬間を捉えられないのはおかしい」とクレームをつけられた。「プロのカメラマンを入れるか、写真は無料で配布てほしい」とのこと。どちらもムリです……』(50代女性/公立保育園勤務)

こういった写真は、先生たちが保育の合間をぬって撮っていることが多いもの。

家庭で撮影するように、じっくりベストショットを狙うことはできないと心得ておくべきですね。


いかがでしたか?

もちろん、保育園を利用する保護者すべてが非常識なわけではありません。

しかし、今回紹介したような理不尽な要求をする親が存在するのもまた事実です。

“他人のふり見て我がふり直せ”。子育て中の保育園ママさんたちは、一度自分自身を振り返ってみてはいかがでしょうか。

●文/パピマミ編集部

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