3か国語以上話せる“マルチリンガル”になるための学習法とは?

【ママからのご相談】
3歳児の男の子の母親です。将来、英語は小学校3年生から必修科目になるといわれていますが、英語と日本語だけでこれからの世の中十分なのか、心配です。できれば、英語、日本語以外の言葉も覚えさせたいと思うのですが、子供はその言語量に対応できるのでしょうか?

a 強要しないで、環境に合わせて自然に。

こんにちは! ライターのKANAです。

母国語である日本語、そして国際公用語になりつつある英語。この2つだけでも大変なような気がしますが、2か国語以上を勉強すると、「セミリンガル」、いわゆる2か国語とも不十分な状態になることもあるそうです。実際、2カ国語以上を学ぶときは、すべてが中途半端になってしまう心配があるので、もの凄く注意を払わなければいけない、と某大学院で国際交流研究科を卒業した友人にも釘をさされていました……。

私事ですが、8歳になるわが家の一人娘は、ただ今、タイ語、英語、フランス語、日本語の4か国語を日常生活の中で使っています。が、どれが母国語か? といわれれば、どの言葉でも寝言を言うので実際にはよくわかりません。

ただ、彼女の場合、「学ばせた」わけではなく、日常の生活でどの言葉も、「どうしても必要な言葉」なので、4か国語学習しています。その体験談から、その過程で見つけたキーワードをご紹介したいと思います。

140121tokutake

両親がそれぞれの言葉だけで話す

幸いにも、娘の父親はフランス人なので、生まれた時から娘と父親の会話はフランス語オンリー。私の方は、赤ちゃんの頃から日本語だけで話しかけてきました。

「たった、それだけ?」といわれるのですが、国際カップルの場合では、「早く英語がはなせるように」と英語を使ったりする場合もあるそうで……。英語はグローバル言語なので確かに大切なのですが、うちでは英語よりも圧倒的に語彙が多いフランス語を優先してみました。

両親とも日本人の場合は難しいので、「食事の時間は、○○語をみんなで話そう」「寝る前の30分は英語で会話しよう」など決まりをつくってみてもよいかもしれません。

現地の学校に入れてみる

タイに住んでいても、残念ながら私はタイ語を話すことはできません。もし、海外赴任などのチャンスがあるのならば、子供が小さいうちは、思い切って現地の学校にいれてみてもよいでしょう。

私の娘は、2歳半から4歳までタイの現地の幼稚園に入れてみました! 理由は、「タイに住んでいるのに、タイ語が話せなかったらもったいない」というあまりにも、不純な理由でしたが……。朝の7:30~2:30まで、みっちりタイ語だけの園生活。私が会社に勤めていた事もあり、シッターさんも、ローカルのタイ人家族に夕方5時まで預かっていてもらっていたので、ほぼ現地の子供と同じ生活。

親引率の遠足も、私以外はもちろん、みなさん現地の方。タイ語オンリーだったので、4歳の娘に「うちのお母さんは、タイ語話せません」といわれたことは、生涯忘れる事は無いでしょう。

説明はわかりやすく

うちのご近所には、日本人のお友達がいないので、娘は、私とだけ日本語を使用。たまたま学校に体験入学した日本人の女の子に、「○○ちゃん、面白い日本語話す~!」といわれてしまいました(が、「○○しちゃ、だめですよ~」「お片付けはきちんとしましょうね~」と、大人っぽい日本語を話しているそうです)。

夏休みには、日本の公立学校へ体験入学させていただいているので、その短い期間は、2、3日で、ちゃんとした日本語を話せるようになります。ただ、本当にたまにですが、言葉の意味が解らないときがあるので、その時はわかりやすく例を挙げてその言葉の使い方を教えています。


最近は、英語の本をたくさん読むようになってきているので、たまに私の英語の先生になってくれたり、フランス語の表現を教えてくれたりと頼もしく成長してくれています。

子供の適応能力は、本当に驚くべき才能です。

どの言葉も無理やり教えているのではなく、日常生活に無理なく組み込まれていることが、一番良い学習方法なのかもしれません。

【関連コラム】
バイリンガル子育てのメリットとデメリット
ハーフの子は必ずバイリンガルに育つのか?
幼少期のバイリンガル教育が日本語の学習能力向上にも影響する理由

●ライター/徳武加奈子(フリーライター)

data-ad-region="1"> data-ad-region="2">
data-ad-region="2"> data-ad-region="2">

あなたにオススメの記事

パピマミをフォローする