様子見or緊急? 子どもを病院へ連れて行くかどうか判断する際の目安

【ママからのご相談】
もうすぐ1歳になる息子を育てています。子どもが体調を崩したとき、すぐに病院へ連れて行った方がいい場合と、家で様子を見ている方がいい場合の判断がよくわかりません。

今までも「こんなになるまで放っておいてはいけませんよ」と言われたかと思うと、「この程度なら様子を見ていて大丈夫です」と言われたり……。

小児科を受診する際の判断基準ってあるのでしょうか?

a 病院へ連れて行くかどうかの目安を紹介

こんにちは。ライターのNANARUKAです。

小児科受診のタイミングって、子どもがいくつになってもママ同士の会話で定期的に話題に上がります。

きょうだいや集団生活の有無、親の仕事や家の事情で受診できる時間が限られている場合など、家庭状況や保護者の個人的な事情も絡み、その判断基準は人それぞれ。

「発熱したらすぐ受診する」というママがいれば、「発熱だけならまず連れて行かない」というママも。

筆者も、様子を見ていたらみるみる症状が悪化して、「あぁ、やっぱり早めに診てもらっておけばよかった」と後悔することがあれば、病院で「こんなことくらいで受診しないで」と言われて落ち込むこともあります。

そこで今回は、子どもの小児科受診の目安をご紹介します。病院へ連れて行くかどうか迷ったら、ぜひ参考にしてみてください。

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緊急度★☆☆:自宅で様子を見る

・時折せき込むが、機嫌良く食欲もある
・鼻水が出るが、普段の生活を続けられる
・発熱があるが機嫌良く、食事もできる

こんなときには自宅で様子を見ましょう。子どもの病気の場合、早期に受診しても診断できないことも多く、家で静養している方が悪化させずに済む場合も。

その場合、症状が長く続いたり、急に悪化したりした場合に備えて、経過を注意深く観察してメモに残しておけば、後々受診することになった場合に役立ちます。

緊急度★★☆:診療時間内に受診する

・元気がなく、だるそうにする
・睡眠や食欲が満たされているのに機嫌が悪い
・食欲がない
・眠りが浅く、すぐに目覚める
・鼻水や鼻づまりが長引いている
・咳が長引き、ゼーゼーしている
・下痢、嘔吐、腹痛、喉や耳の痛み、発疹の症状がある

こんなときには診療時間内に受診するようにしてください。

症状の変化を時系列にまとめておき、便の異常やひきつけを起こした場合は、その様子を写真や動画で記録しておきましょう。

受診時間は、他の診療科を受診する必要が出てくる場合を考えると午前中がベスト。医師には今後の予測やアドバイスをしっかり聞いておくようにします。

緊急度★★★:必要であれば救急車を呼び、夜間なら夜間受診へ

・生後3か月未満で高熱が出ている
・激しく異常な泣き方をする
・泣き方が弱くて力ない
・呼吸が荒くて速い
・座っていないと呼吸できない
・熱がないのにけいれんが起こる
・けいれんが10分以上続く
・ぐったりして反応が鈍い
・顔色が青白く、唇が紫色になっていたり乾いたりしている
・おしっこが出ていない
・水分をとることができない

こんなときは、必要であれば救急車を呼び、夜間なら夜間受診へ行きましょう。

通話中や移動中も子どもから目を離さないようにし、症状の経過など、診察に必要な情報をまとめます。

必要に応じて気道確保、心肺蘇生、止血などの応急処置を施し、受診に必要な持ち物を準備。

救急かどうか迷ったときには救急相談センター「#7119」(24時間年中無休)に相談してみましょう。


思い返せば筆者も言われたことがありました。

「こんな小さな赤ちゃんのうちは様子なんて見てちゃダメ(呑気すぎ!)」
「お母さん、こんなことはよくあることなんでね……(この程度で連れて来ないでね~)」
「この症状に気付かなかったの?(ゼーゼーしてるよ!)」
「う~ん、これを異常とは言わないよね(心配しすぎ!)」などなど。

1人目のとき、お医者様からそういう言葉をかけられると、母親としての未熟さを叱られているみたいでいちいち悲しくなりましたが、子育ては日々判断力を試されているようなもの。

素人なりにある程度の知識を蓄え、むやみに医療機関を受診せず必要なときに必要な手助けができるようにしたいものです。

そのためにも、普段から知識や情報を集めておき、ホームケアの方法を知っておきましょう。そうすれば不安や間違いもずいぶん減らせるのではないでしょうか。

【参考文献】
・『小児科の上手なかかり方がわかる本』片岡正・監修

●ライター/NANARUKA(フリーライター)
●モデル/倉本麻貴(和くん)

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