しゃがむ姿勢が大事? 子どものトイレトレーニングに悩むママへのヒント

【ママからのご相談】
2歳10か月の男の子がいます。夏から始めたトイレトレーニングの成果が出て、ようやく日中はオムツ無しの生活になりました。

ところが、うんちをトイレでするのを嫌がるので困っています。おしっこはちゃんと教えてくれますが、どうしても「うんちはイヤだ」と言います。そのせいか、近頃便秘気味になってしまいました。

理由を聞くと「怖いから」と言うのですが、来年から幼稚園に入園するのに、このままでは本人が困るのではないかと心配です。何か良い方法はないでしょうか?

a しゃがむ姿勢が最大のポイント!

ご相談ありがとうございます。2歳児を子育て中のママライター、あしださきです。

トイレトレーニングを2016年の夏に頑張っていた者同士、とても親近感を覚えてしまいます。

ぜひお力になれたらと思い、自分の経験と専門家の見解、最新のアイテムなどをヒントにして、ご相談にお答えしたいなと思っています。

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うんちをトイレ以外の隠れた場所でしてしまう子どもは珍しくない

私は自分の子ども3人のトイレトレーニングを経験しましたが、そのうち2人はおしっこのトレーニングが完了した後もしばらく、うんちをカーテンの裏や部屋の隅っこに隠れてこっそりとしていました。

何回トイレに誘っても来てくれず、短い期間ではありましたが、とても悩みました。

実はこのような悩みを抱えていたママは珍しくないようで、周囲のママさんたちからも似たようなお話を聞くことができました。

『うちの子は年少さんまで、うんちはずっとパンツにしかできなかったです。そのため幼稚園だとできずに我慢していたようで、幼稚園から帰るとすぐにうんち。怒ると逆効果だと割り切り、しばらく何も言わずに付き合いました。そのうちに、トイレに行くと自分から言うように。本人の時期を待つのも手ですよ』(6歳女の子のママ)

『双子の男の子を育てています。片方の子はいつも便秘気味で、自分だけで静かにうんちをしたいようで、いつも家族のいない部屋にこもって頑張って出しています。普段オムツは夜だけ履くのですが、うんちをしたくなるとオムツを履きたがるのですぐに分かります。便が固く、なかなか出なくて泣いてしまうこともあってかわいそうです。今のところまだ継続中。双子でも、それぞれ違いますね』(40代双子の男の子のママ)

『うちの2歳11か月の息子は夜寝ている間にうんちをします。ちなみに、昼間のトイレトレーニングは完了しています。寝ているとき、急にうつ伏せになって両足を曲げた“ダンゴムシの姿”になるとうんちが出るので、すぐにオムツを取り替えます。この習慣は絶対に良くないのだと思いますが、寝ているわが子に何を言っても仕方がなく……。困っています』(30代男の子のママ)

しゃがむ姿勢が自然な排便姿勢

2016年、アメリカで一大ムーブメントを巻き起こしている、『スクワティ・ポティー(Squatty potty)』をご存じでしょうか?

これは、薬などには一切頼らないで便秘を治すために発明された便秘椅子です。

発明者のロバート・エドワード(Robert Edwards)さん曰く、『基本的に人間の体はしゃがんで用を足すようにできている。日本の和式トイレを考えればわかりやすい』とのこと。

その姿勢を追求して、洋式のトイレでも自然としゃがむ姿勢を取れるように工夫されて生まれたのがスクワティ・ポティーだそうです。

私はこれはトイレを怖がる2歳児にも参考になるのでは、と考えています。

洋式トイレに座った姿勢、小さい子どもはまだ足が床に届きませんよね。つまりしゃがむ姿勢には程遠い、不安定な状態にあります。

そこで、足が乗せられて、かつしゃがむ姿勢に近くなるような高さのステップを2つ用意します(両足分)。

簡易型の折りたたみ台のようなものがいいと思います。高さが重要なので、お子さんの足の長さと床からの距離は計算してくださいね。

足乗せがあるだけでも、不安定さが改善されて、トイレでの排便が怖くなくなるという期待もできますし、足乗せ台が高いと和式トイレにしゃがむ姿勢に近くなりますから、排便がスムーズになります

下剤の使い方には注意が必要

子どもの便秘というと、小児科では下剤を処方されることも多いと聞きます。しかし、その使い方にはくれぐれもご注意を。

松生クリニック院長、松生恒夫医師の著書『「排便力」をつけて便秘を治す本ー専門医が教える「便意リハビリ」』によると、小児科などの病院で処方される、ラキソベロンなどの刺激系の下剤は、長く使い続けると『腸内メラノーシス』といって、腸内が黒くなり大腸の働きが悪くなる症状を引き起こすことがあるとのことで、注意が必要です。

下剤を試すときは、薬局でも手に入る塩類下剤をまず試してみると良いそうです。このタイプは腸内の水分をコントロールして排便させるものです。


いかがでしたか?

お子さんとのトイレトレーニングの最終課題、一緒に乗り越えたときの喜びはきっとママだけの宝物になることでしょう。

私もご相談者様と同じようにわが家の2歳児と最後の山を乗り越えていきたいと思います。ぜひご参考にしてみてくださいね。

【参考文献】
・『「排便力」をつけて便秘を治す本ー専門医が教える「便意リハビリ」』松生恒夫・著

●ライター/あしださき(元モデル)

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