運動しなくてOK? こまめに体を動かすだけで病気が予防できると判明

こんにちは。健康管理士のSAYURIです。

体を動かすと心地よい季節。スポーツの秋とも言われるように、健康のために何か運動を始めようとする人も多いのではないでしょうか。

しかし、そうは思ってみても仕事や子育てなどで時間が取れない人も多いはず。

そんな人に嬉しい研究結果が2016年8月に発表されているので、ご紹介したいと思います。

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日常生活の身体活動が生活習慣病のリスクを軽減

アメリカ・ワシントン大学のHmwe H kyu氏らの研究チームが、健康のための運動だけでなく、家事や仕事など日常生活に伴う活動量と病気のリスクを調査した結果、日常生活における身体活動量でも病気のリスクは軽減されたというのです。

同氏らが1週間の総身体活動量が600METs未満の人と8000METs以上の人を比べた結果、8000METs以上の人は600METs未満の人と比べて『糖尿病』のリスクが28%低かったそうです。

さらに、『虚血性心疾患』のリスクが25%、『乳がん』のリスクが14%、『大腸がん』のリスクが21%、『脳梗塞の』のリスクでは26%も低くなっていたというのです。

1週間に8000METsの活動量というと、かなりハードに動き回らなければなりませんが、kyu氏らの調査では最も活動量による健康利益が高いのは、1週間に3000〜4000METsとのことです。

METsって何?

ジムに通った経験のある人はご存知かと思いますが、“METs”とは椅子に座るなど安静の状態を1として、体を動かしたときの運動強度がその何倍かを示した数値です。

たとえば通常歩行は3METs、子どもの着替えやお風呂、小さな子どもを抱えての移動、掃除機をかける動作なども3METsとなり、自宅で行うストレッチなどの軽い運動は3.5METs、床を磨く作業は3.8METsとなります。

ここから1週間の身体活動量を割り出すためには、毎日掃除機を30分かけた場合では“3×30×7=630METs”となります。

小さな子どもを抱えての移動も3METsとなるので、1日トータルの移動が1時間あると仮定するとこれだけで“3×60×7=1260METs”となります。

ダイエットを気にするママのためにこのMETsの消費カロリーを見てみましょう。

体重52kgの人が10分間子どもを抱いて移動したとすると17kcalの消費となり、10分の移動を1日6回、1週間すると714kcalも消費できることになります。

これを他の運動に置き換えると、ランニングや腕立て伏せ、腹筋運動なら約110分、水泳のバタフライなら約80分、ウォーキングでは早歩きで約150分など、結構きつめの運動をしなければなりません。

そう考えると、こまめに掃除機をかけたり、ベビーカーをやめて子どもを抱っこしての移動にしたりすることは、ママにとっても嬉しい身体活動だと言えるでしょう。

【参考リンク】
Physical activity and risk of breast cancer, colon cancer, diabetes, ischemic heart disease, and ischemic stroke events: systematic review and dose-response meta-analysis for the Global Burden of Disease Study 2013 | The BMJ
改訂版『身体活動のメッツ(METs)表』 | 国立健康・栄養研究所(PDF)

●ライター/SAYURI(心理食育インストラクター)
●モデル/いちご姫(いちごショートくん)

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