痩せてもブサイクに! 思春期のダイエットがもたらす重大なリスク4つ

こんにちは。子育て研究所代表の佐藤理香です。

子どもも小学校高学年になると立派な思春期。中学、高校と、より多感な年齢になっていきます。

この時期の女の子は自我意識が強くなり、外見を気にするようになります。美容やファッションなどに目覚めるのもこのころです。

また、あこがれの対象としてモデルやアイドルを意識するようになり、ダイエットにも興味が高まります。

このダイエット、思春期に行うにはリスクも多く、気をつけないと大変なことになります。そこで今回は、思春期のダイエットについてお伝えします。

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思春期の女の子とダイエット

小学校高学年から高校にかけて、女の子の体は大人の女性へと変容していきます。

女性ホルモンも増える影響で皮下脂肪が増します。このため、一時的に太ったように勘違いしがちです。

最近では、細身のスタイルがかっこいいという風潮もあります。そのため、ダイエットが不必要な子までダイエットをしているケースも見られるのです。

思春期に行うダイエットのリスク

必要のないダイエット、間違ったダイエットはリスクが大きく、次のような危険を伴います。

(1)体が大きくならない

この時期は血液や筋肉など、体の主要な部分の成長が必要な時期です。

特に身長は思春期を逃すと伸びることが難しくなります。ダイエットで栄養が不足すると、体全体の成長が止まってしまうのです。

成長が止まることで貧血になる、筋肉が育たずにいつも疲れやすい、集中力が続かないなどのトラブルがでます。

(2)生理不順

体重が減り、脂肪も落ちると、生理不順が起きやすくなります。何か月も生理がこないということも稀ではありません。

体は栄養が足りなくなると、卵巣まで栄養を届けることができず、正常な排卵ができなくなるのです。

生理不順は将来、赤ちゃんが欲しくなってもなかなか妊娠できない『不妊症』に悩む原因になります。

(3)ブサイクになる!?

ダイエットで栄養が不足すると、体内でたんぱく質や脂質が不足します。

髪の毛や爪はたんぱく質でできていますので、うるおいのないパサパサ髪、抜け毛、もろい爪になってしまいます。

さらに、ビタミンなども不足することで肌もボロボロ、荒れがちになります。

ホルモンバランスの崩れから毛深くなったというケースもあります。

(4)“食べること”が恐怖!?

多感なこの時期は、学校生活や勉強、部活動、友人関係、家族関係で悩みや不安も多いため、食欲にも影響しています。

悩みを一層深くし、食べることができなくなる『拒食症』や、食べ続けてしまう『過食症』など、ダイエットによって摂食障害を引き起こす可能性があります。

摂食障害になると心身ともに蝕まれ、深刻なうつや死に至ることもあります。ここまでくると治療や入院が必要です。ダイエットを甘くみてはいけません。

ダイエット中でも食事は必須!

いくらダイエットが危険だといっても、「絶対にやる!」という女の子もいるでしょう。そのような場合は、間違ったダイエットにならないよう保護者が見守りたいものです。

この場合も、食事を抜くことは止めましょう。食事は体のエネルギー源です。勉強も遊びも美しくなるのも、すべて食事からということをよく理解させることです。

憧れのトップモデルは、食事をしっかり管理しながら体型を維持しています。専門家がつくことも多く、運動も取り入れています。

素人が単に食事を減らして痩せたところでキレイな体型にはなりません。

どうしてもダイエットをやるというなら、バランスの良い食事と運動で健康的に進めるのがポイントです。

食事制限をして必死に痩せたところで、体には大きな影響がでてしまうのです。

今のままで十分にかわいいこと、魅力的であることを自分で理解できるようになることも大人への一歩かもしれませんね!

【参考文献】
・『危険がいっぱい思春期ダイエット』福岡秀興・著

●ライター/佐藤理香((株)子育て研究所代表)

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