手足切断の事例も!? 犬や猫から感染する『パスツレラ症』の恐怖と予防法

イヌやネコのかわいさって異常ですよね。最近はネット上でもペット動画が多く出回っているので、実際に飼っている人でなくても簡単に動物たちの癒しを享受することができます。

ストレス社会で生きる現代人にとってはもはや欠かせない存在といえますね。

しかし、そんな彼らと幸せにたわむれている最中、思わぬ事故が起こる可能性があります。

そのうちの一つが、『パスツレラ症』への感染。

最近ではTwitterで飼い猫に手を噛まれた人がパスツレラ症にかかり、切開手術を受けて手に後遺症が残ったというエピソードが紹介され話題を呼びました。

ペットと接する人なら誰もが発症しうる『パスツレラ症』。一体、どういう病気なのでしょうか。

160811naisei

パスツレラ症はイヌやネコから感染する

パスツレラ症という病名を聞いたことがないという人は多いと思います。ペットを通して感染する身近な病気ですが、意外と知られていません。

パスツレラ症は、イヌやネコ、鳥類などを通して『パスツレラ菌』に感染することで皮膚症状や呼吸器症状が引き起こされる病気のことです。

基本的に空気感染はあまりしませんが、“パスツレラ菌”を持つイヌやネコに噛まれたり引っ掻かれたりすることで傷口から感染します。

また、ペットとキスをしたり同じ食器を使用することで感染することもあります。

イヌやネコ、鳥類のペットを飼っていて、日常的に一緒に過ごしているという人ほど、感染する可能性が高くなります。

パスツレラ症にかかると死亡するケースも

パスツレラ症は“パスツレラ菌”に感染して30分〜2日目までに発症することが多いです。

また、免疫力が低下しているときにだけ発症する『日和見感染症』です。そのため高齢者や糖尿病患者などに多く発症するとされています。

パスツレラ症の主な症状には、

・咳
・鼻づまり
・血痰
・重篤な肺炎
・化膿
・骨髄炎
・敗血症
・外耳炎
・髄膜炎

などが挙げられ、症状によっては手足を切断するケースや死亡するケースもあります。

命に関わる危険のある感染症であることから、ペットを飼っている人は皆予防に努める必要があるでしょう。

パスツレラ症の予防法8つ

予防に努めるって言っても……どうすればいいの? という方もいらっしゃるでしょう。

パスツレラ症を予防するには以下のポイントを押さえておくようにしましょう。

(1)体調不良や病気の治療中で抵抗力が弱っているときは、ペットとの接触を控える
(2)ペットを寝室に入れず、別々に眠る
(3)ネコの場合は爪の手入れをこまめに行う
(4)エサの口移しやキスなどの過剰な接触は控える
(5)栄養バランスの取れた食事をする
(6)ストレスを抱え込まない生活を送る
(7)部屋の空気を清潔に保つ
(8)ペットから傷を受けたら、ただちに消毒する


いかがでしたか?

ペットはかわいくて癒される存在ですが、注意していなければ重篤な感染症にかかる可能性があります。

高齢者や体調不良の人は免疫力が弱いため、感染しやすい傾向にあります。

自分や家族の様子をしっかりと観察し、必要に応じてペットとの接触を制限するようにしましょう。

【参考リンク】
パスツレラ症 | 千葉県獣医師会

●文/パピマミ編集部

data-ad-region="1"> data-ad-region="2">
data-ad-region="2"> data-ad-region="2">

あなたにオススメの記事

パピマミをフォローする