特効薬はナシ!? 夏に多い感染症“ヘルパンギーナ”の症状と予防法

こんにちは。心理食育インストラクターのSAYURIです。

猛暑日が続く2016年夏。暑さの中でも元気いっぱいの子どもたち。

ついさっきまではいつもと変わらず元気だったのに、急に機嫌が悪くなったと思い抱き上げてみると、体が異様に熱い! 慌てて水分補給をしようとしても嫌がって飲まない。

そんな症状が代表的なのが『ヘルパンギーナ』です。

今回は『手足口病』『プール熱』と並ぶ夏の三大感染症の1つ『ヘルパンギーナ』についてご紹介したいと思います。

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1歳児が最も多い! ヘルパンギーナの症状

ヘルパンギーナの罹患者はその90%を5歳以下の子どもが占めており、中でも最も多いのが1歳児

まだうまく自分の体調を説明できないので、触ってわかる発熱以外の症状は把握しにくいかと思います。

ヘルパンギーナは『エンテロウイルス』の一種が引き起こす感染症で、突然39度以上の高熱が出ます。

発熱があると水分を摂らせたくなるのですが、飲んでくれない理由は喉やのどちんこ付近に1mmから大きいものでは小豆大にもなる口内炎ができて痛むため。

関節痛やだるさから機嫌が悪くなることもあります。

特効薬がない!?

実はヘルパンギーナそのものを治癒させる特別な薬はありません。

ウイルスによる感染症ですから抗生物質も効かないので、他の風邪と同じように症状を抑える薬を飲ませながら、できるだけ栄養を摂らせ、安静にして体力と免疫力に頼るしかないのが現状です。

そうはいっても、口内炎や水泡が口の中にいっぱいあっては大人でも飲んだり食べたりはつらいものです。

冷たいもの、熱いものを避け、サラッとした水分よりも少しとろみのあるものの方が飲み込みやすいので、常温にしたスムージーやお米の粒をすり潰したお粥、卵豆腐(タレの塩分がしみるのでタレはかけないで)、片栗粉でとろみをつけたスープなどを少しずつでもいいので食べさせてあげましょう。

おう吐や下痢がある場合も少なくないので、たとえ吐いても下痢をしても脱水状態にならないよう、根気よく少しずつでも水分補給をしてあげましょう。

通常、2日~4日で熱が下がり体調も回復するので、もし5日以上高熱が続くようであれば早めに再診を受けましょう。

日常生活で発症は抑えられます

通常、8月中旬ころには減少するヘルパンギーナですが、この夏の猛暑で子どもたちの体力や免疫力が下がっている可能性もあります。

お盆明けのこの時期は特にお盆中の生活の乱れからの体調不良が増える時期。感染しても発症するかどうかは、その子の免疫力次第です。

食生活では、納豆や味噌などの発酵食品、ビタミンCなどを多く含む新鮮な緑黄色野菜、果物、粘膜を守るオクラや里芋などのネバネバ食品、ミネラルが多い海藻類などを毎日の食事に取り入れましょう。

そしてそうめんなどの冷たい麺類。今はエアコンのきいた室内での食事がほとんどのはずですから、特にしょうがやネギといった体を温めて冷やし過ぎないようにするための薬味を一緒に摂るのも効果的です。

しょうがやネギといった薬味が苦手な子どもには、そうめん自体を氷などで冷やし過ぎないよう配慮してあげるのもいいでしょう。

【参考リンク】
ヘルパンギーナとは | NIID 国立感染症研究所

●ライター/SAYURI(心理食育インストラクター)

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