何歳から摂取OK? カフェインが子どもにとって害になる理由

こんにちは、海外在住プロママライターのさとうあきこです。

カフェインは、大人にとっては眠気から遠ざけ、あるときは元気を、またあるときはリフレッシュ感を与えてくれる便利なもの。

私たちは必要に応じてコーヒーや紅茶、健康ドリンクなどにカフェインが含まれているのを承知した上で飲んでいます。

でもこのカフェイン、子どもには害があると古くから言われてきました。「子どもにはコーヒーを飲ませない」という親が大半だと思います。

でも、どうして子どもにとってカフェインは良くないのでしょうか?

何歳であれば、どのくらいの量であれば、カフェインは害とならないのでしょうか? さらに、実のところ何にどのくらいのカフェインが含まれているのでしょうか?

ここでは、知っているようで実はあまり知られていない身近なカフェインについてご紹介します。

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カフェインが子どもにとって害になる理由

カフェインは医薬品の成分としても使用される物質です。その効果は、眠気防止以外に、利尿、疲労回復、偏頭痛や高血圧性頭痛治療にも有効とされています。

また同時に、カフェインには薬品の効果を阻害したり増強したりする働きもあります。

このように、カフェインは体の中で特殊な働きをしています。

これらのカフェインの効果は、ほかの薬品と同じく体重あたりの摂取量で変化します。当然、体が小さく体重の少ない子どもは影響を受けやすいわけです。

子どもが大人と同じ量のカフェインを摂取すれば過剰となり、その結果起こるのが、不眠、異常な興奮、イライラ、脱水など。

どれも大人にとっては眠気予防、気分転換、利尿といったプラスに働く可能性のある効果ですが、これが小さな体の子どもに起こると害になってしまうわけです。

カフェイン摂取は何歳から? どのくらい?

カフェインは生活になくてはならないものではありません。でも、生活の中にしっかりと浸透しているものでもあります。

カフェインの摂取量に関する世界統一基準はありませんが、各国、各団体でそれぞれに定めているところでは、おおよそ12歳くらいまでの子どもは体重1kg当たり1日に2~3mg程度を目安としているようです。

ただ、カフェインの効果は個体差も多く、ごく少量でも影響が出ることもあるため、この基準に従って「このくらいは飲んでいい」とギリギリの量まで摂取するようなことは避けるべきでしょう。

ちなみに、体内のカフェイン量が体重1kgあたり200mgを超えると致死量にあたるとされます。

1日の摂取量としては500mgを超えると急性中毒症状を起こす可能性もあります。

恐ろしいことに、ラージサイズのコーヒーを4杯程度で500mgを摂取できてしまいます。

カフェインは意外なものにも潜んでいる

カフェインを含むものといえばコーヒーが代表的です。でも、カフェインはそのほかの多くの飲食品に含まれています。

一般的な飲料に含まれるカフェイン量では、トップ争いがコーヒーと紅茶、続いてコーラ、煎茶、ほうじ茶、ウーロン茶、ジャスミン茶、玄米茶、番茶と続きます。

煎茶の場合、玉露や抹茶の含有量次第でカフェイン量は急増し、一躍トップに踊りでます。

また、食品にもカフェインは含まれています。

代表的なのがチョコレート。板チョコ1枚にコーヒー1杯の5分の1程度のカフェインが含まれていることがあります。同じくココアにも含まれています。

チョコレートやココアが使われたお菓子やドリンクに危険なほどのカフェインが含まれているわけではありませんが、ノンカフェインではないことを知っておきましょう。

まとめとして

このように、“カフェイン=コーヒー”という認識は必ずしも正確ではありません。

紅茶をはじめとするお茶類にも、茶葉の種類によってはコーヒー以上のカフェインが含まれていることがあります。

特にお茶類を夏場の水分補給として大量に飲ませるには、十分な注意が必要なのが分かります。

カフェインは嗜好品に多く含まれる傾向があります。体に悪いこともあれば、良いこともあります。嗜好品とはそういうものかもしれません。

そして、たとえ嗜好品であっても、大人は自分で量やタイミングを調整することができますが、子どもは時として飲み過ぎたり食べ過ぎたりしてしまいます。

大人が正しい知識を持ってしっかりと監督してあげる必要があるのです。

【参考リンク】
東京都食品安全FAQ

●ライター/さとうあきこ(海外在住プロママライター)

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