身体ナビゲーションVol.101「不眠症の原因と症状」

こんにちは。健康管理士のSAYURIです。

全国的に猛暑日、熱帯夜が続く2016年夏。熱中症だけでなく十分な睡眠がとれずに体調不良を訴える人も少なくないようです。

そこで今回は、不眠症についてご紹介したいと思います。

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不眠症は自己申告制!?

近年、ストレスからの不眠症に悩む人たちが増加して社会問題となっています。

睡眠障害の中で最も多くみられる『不眠症』。実は実際の睡眠時間の長短に関わらず、睡眠に対する不足感を訴え毎日の生活に支障をきたす症状を指します。

すなわち、睡眠時間がたとえ4〜5時間でも本人が満足して日中、正常に活動できるのであれば不眠症とは呼びません。

一般的に高齢になるほど眠れないと訴える人が増加しますが、ぐっすり眠ったという満足感があるかどうかは個人差があります。

本人が睡眠不足だと感じ不調を訴えれば、たとえ何時間眠っていても不眠症になります。つまり、不眠症は自己申告の疾患とも言えるのです。

たとえば他の疾患であれば、治療をして検査結果が正常に戻れば治ったとされます。

しかし、不眠症の場合は『睡眠ポリグラフ検査』という脳波、眼球運動、筋電図などの検査で眠っていたことを実証できても、本人が眠ったと満足感を得ることができなければ、治ったということにはならないのです。

不眠症の症状と期間

不眠症はその症状や期間によって下記のように分類されています。

症状

・入眠障害……寝つきが悪く、ベッドに入ってもなかなか眠れない
・中途覚醒……夜中に何度も目が覚める
・早朝覚醒……朝早く目が覚めて、その後眠れない
・熟眠困難……眠りが浅く、ぐっすり眠ったという感覚がない

期間

・一過性不眠……1週間以内
・短期不眠……1〜3週間
・長期不眠……4週間以上

一過性不眠は、普段正常な睡眠の人が海外旅行などの時差や、試験前日などで特別な緊張を伴う出来事があったときなどに起こりやすくなります。

短期不眠は家族など近親者の大病や死、仕事や家庭内でのトラブル、本人の病気など長く続くストレスを受けたときに見られます。

そして長期不眠は薬物性不眠や他の疾患による不眠、精神疾患などによる不眠が多く見られます。


不眠はこの他にも原因別の分類もあるので、次回はその原因別の分類と予防、改善法についてご紹介したいと思います。

【参考文献】
・総務省認証予防医学学術刊行物『ほすぴ』成人病予防対策研究会発行

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「身体ナビゲーション」シリーズ一覧

●ライター/SAYURI(心理食育インストラクター)

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