反応すると喜ぶ!? “チクリ魔の子ども”をうまくかわす方法5選

【ママからのご相談】
娘の同級生にはチクリ魔ちゃんがいます。

娘が何かするたびに、「○○ちゃん(娘)がオモチャを貸してくれない」「○○ちゃんがワガママを言ってみんなを困らせる」と私にチクってくれます。

最近では「○○ちゃんが学校で先生に怒られてた」など、チクリ魔ちゃんに迷惑が及んでいるとは考え難いことまでも告げ口をしてくるようになりました。

娘の同級生からそんなことを聞かされても、「だから何?」としか思えず……。はっきり言って面倒くさいです。

チクリ魔ちゃんも完璧な子どもではありませんので、わが家に遊びに来た際には私や娘が我慢していることだってあります。

「アンタだって人のこと言えないんじゃない!?」という、大人げないセリフを何度も飲み込みました。正直もう、相手にしたくありません。

娘はチクリ魔ちゃんを嫌っているわけではなさそうなので、子ども同士で遊ぶことはいいのですが、親である私がチクリ魔ちゃんを上手にかわせるようになりたいです。

a チクリ魔への上手な対処法をお教えします。

ご相談ありがとうございます。ママライターの木村華子です。

「△△くんのママ〜、△△くんがいけないことしてる〜」という、子どもの友人からの告げ口……。私自身、何度耳にしたことでしょう。

子どもが年中を過ぎたあたりから、子どもたちのコミュニティ内で“親や先生にチクる”という行為が必殺技かのように行われるようになります。

告げ口やチクリに対する感じ方はさまざまでしょう。そもそも悪事を行う同級生の行為をとがめる正義感は悪ではありません。

「大人にかまってほしい」「褒めてほしい」「認めてほしい」というかわいらしい欲求や心の成長過程が垣間見えることもありますので、頭ごなしに「チクリは悪いこと!」と言い聞かせることもはばかられます。

しかし、中には相談者様のように、行き過ぎたチクリ魔の存在にウンザリしてしまう大人も少なくはないでしょう。

よそさまの子どもに強く言うこともできず、チクられるがままにわが子を叱ってしまうパパ・ママもいらっしゃるかもしれませんね。

そこで今回は、現役ママを対象に“チクリ魔への上手な対処法”について取材を行ってきました!

数あるかわし方の中から、ぜひご自身でも実行可能な方法を探ってみてください。

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現役ママが実行中! チクリ魔への上手な対処法5選

(1)チクリ魔を適当に褒めて、わが子を理不尽に叱ることを回避!

『チクリ魔の子って、基本的に“まじめにできた自分”を演出したいだけな気がしてる。だから、「△△ちゃんは嫌な気持ちだったけど我慢してくれたんだね! 偉いね!」とか、「ありがとう!」って適当に褒めてる。

過去に一度、チクリ魔の子がチクってきた情報を鵜呑みにして娘を叱ったけど、実は娘は何も悪くなかったー……っていう経験があったので、チクリ情報だけでわが子を理不尽に叱りたくない気持ちがある。チクリ魔の情報が嘘なのか本当なのかは、家に帰って娘に直接確認するようにしている』(30代/小2のママ)

娘さんとチクリ魔ちゃん、双方の気持ちを考慮した素敵な選択肢ですね。欠点としては、告げ口の回数が減ることはないということ。

褒められることに味をしめたチクリ魔ちゃんは、今でもうれしそうにチクってくるとのことでした。

誰も傷つけないメリットは、大人が負担する配慮や我慢の上に成り立っているのです。

(2)他人が叱られて喜ぶようなチクリ魔の前では、わが子を叱らない!

『近所に出没するチクリ魔は、他人が怒られるのを見てニヤニヤ喜んでいる悪質なタイプ。外で遊んでいると、わざわざ玄関までやって来て私(親)に告げ口をし、息子が叱られるのを待っていた。はじめのころは息子を呼んでその場で叱っていたけど、それをチクリ魔がうれしそうに見ているのに気がついて以降は対応を変更。

その場で叱らないように心がけて、「教えてくれてありがとうね。帰ってきたら、○○にも聞いてみるよ」と中立な立場をアピールしている。おもしろくないのか、告げ口の回数はかなり減ってきた』(20代/小1のママ)

“他人の不幸は蜜の味”パターンのチクリ魔ちゃんには、他人の不幸を見せつけないことが効果的かもしれません。

思い返してみれば、このパターンの告げ口は大人の“チクリ魔さん”として見かけることがありますね。彼らへの対処法としても有効なのではないでしょうか?

(3)相手のママに言い付ける“チクリ返し”でビビらす!

『外面はジャイアンなのに、自分のママの前ではできすぎ君を装っている息子の同級生(チクリ魔)。彼が一番怯えているのは、外での悪事がママにバレることらしい。

だから、彼が私の息子に関してチクってきたときは、「それは大変だったね! じゃあ、△△くん(チクリ魔)のママにもお話ししておかなきゃ」と、チクリ返しを宣言するように。すると、私には全くチクってこなくなった。かなり快適』(40代/小2のママ)

お友達の気に入らない行為に対して告げ口で反撃してくる……ということは、本人にとっても告げ口が恐ろしい攻撃であると受け取れます。

ママの前で良い子を装うチクリ魔ちゃんであれば、チクリ返しがかなり効果的!

(4)子ども同士の揉め事は基本放置!

『子どもの喧嘩に親は出ない! が、私のポリシー。ケガをしたり、物が壊れたり……といったアクシデントがない限り、子ども同士の揉め事は基本的に放置している。

チクリ魔なお子さんに遭遇したこともあるけど、「ふーん、大変だったね。でも、嫌な気持ちになったなら自分で伝えたら?」とわれ関せずな態度を貫いてる。この態度のおかげか、チクリ魔な子どもの粘着に見舞われることもありません』(30代/小4のママ)

子ども同士の喧嘩にどこまで首を突っ込むのか……ご家庭ごとに考えやポリシーは異なるでしょう。

もしも「子ども同士の揉め事は基本放置!」とお考えであれば、突き放してしまう手段もあるようです。

かまってほしいタイプのチクリ魔ちゃんには付け入る隙を与えません。

(5)反応はチクリ魔のエサになる!

『私自身が、小学校高学年くらいまでチクリ魔だった。当時の私の考えには「大人にチクる→大人がリアクションをする→私の行動は間違っていないんだ!」というスパイラルがあって、自分の声に大人が反応してくれることがスゴくうれしかった。

だから、娘の友人の告げ口には無反応を決め込んでる。もちろん、明らかに娘が悪いときは後できちんと叱ってる。でも、チクリ魔の前では「へー」としか言わない。チクリ魔はつまらなそうに告げ口をやめるので、結構効果がある方法だと思う』(30代/小3のママ)

元チクリ魔ちゃんからの貴重な意見です。大人の反応が餌になるとは……過去に遭遇したチクリ魔ちゃんたちを思い返して、「なるほどな」と感心させられました。

上記でも紹介した、“子ども同士の揉め事は基本放置”にも通じるものがありますね。


さまざまなチクリ魔ちゃんへの対策法がありましたが、

・チクリ情報が間違っていることもある(わが子が悪いとは限らない)
・他人が叱られるのを見て喜ぶタイプのチクリ魔がいる
・大人が反応することに喜ぶタイプのチクリ魔がいる

などの理由から、すべての意見で“チクられるがままにわが子を叱らない”という声が上がりました。

まずは、チクリ魔ちゃんの前でわが子を叱らないことからスタートさせてみてはいかがでしょう。

灯台下暗し! わが子もチクリ魔ちゃんかも!?

自分を困らせているチクリ魔ちゃんのパパやママは、自分たちの子どもがチクリ魔であることを知らないとも考えられます。

つまり、わが子もどこかでチクリ魔になってる可能性がある、ということ……。

灯台下暗し。嫌なことをされたなら、大人を使わずに自分で解決を目指す強さを身につけてほしいものですね。

とはいえ、チクリ魔ちゃんもわが子も、子どもたちの人付き合いが未熟なのは当たり前のことです。

周囲の大人もストレスを溜めず、上手にかわしながら成長を見守ってあげませんか。

●ライター/木村華子(ママライター)

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