報酬が大事!? スマホの誘惑に負けないで勉強させる秘訣4つ

【ママからのご相談】
長女のスマホについてです。夏休みだからか、娘が家にいるあいだはずっとスマホをいじっています。夏休みの宿題もあるのに……。

塾には行っていないので、自分で勉強する習慣を付けて欲しいのですが、娘いわく、スマホの誘惑に勝てないそうです。どうすれば、勉強とうまくバランスが取れますか?

a 時間を決めて勉強させ、終わったら思いきりスマホで遊ばせましょう。

ご質問ありがとうございます。学習アドバイザーの佐々木と申します。

スマホについては、当事者たちも、「どうしてもスマホを見ちゃうんです。つい、Twitterを開いてあれこれ見てたらLINEが来て、友達と喋って……気が付いたら結構な時間になっていて」と、気にしている様子です。

勉強中のスマホやゲームとの戦い方。難しいですよね。そこで今日は、スマホやゲームの誘惑に負けてしまう人のためのアドバイスをご紹介します。

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(1)物理的に離れる

まず、スマホがどうしても気になってしまうときは、物理的に距離を置くことです。

ついつい開いてしまうアプリがあるなら、フォルダに入れて見ないようにする。

・アプリから通知がこないように設定しておく
・ゲームなら電源の入らない状態にする
・誰かに預けてしまう
・勉強部屋から一番遠い場所に置く

というように、とにかく“触れない状態”をつくります。

(2)完全禁止は逆効果

とはいえ、完全に禁止してしまうのも危険です。なぜなら禁断症状が出るからです。「ああああ、スマホが気になる気になる気になる!」と、もう何も手につかない状態ですね……。

取り上げて何日も見られない状態が続くと、かえってスマホが恋しくなるので危険です。

禁止されるとより気になってしまう心理状態を『カリギュラ効果』といいます。

「押しちゃダメ」と言われると押してみたくなる……あの心理ですね。試験前だからとまったく触らせない、全く触れない状態も、かえって危険です。

(3)時間を決める

そして、時間を決めるのです。決めるのは、スマホをいじる時間ではありません。“勉強する時間”を決めるのです。

その日にやらなければならないことを書き出し、決めた時間までにすべて終わらせる。

終わったらスマホを好きなだけ触ってOK」と、ルール決めをするのです。スマホが大好きで早く触りたいなら、早く勉強を終わらせるでしょう。

時間を区切ることで緊張感が生まれ、頭に入りやすくなる効果も期待できます。早く終わらせようとすることでスピードがアップし、勉強の効率が上がっていきます。

(4)報酬を与える

勉強が続かない理由はいたってシンプルです。報酬がないからです。

ゲームは“おもしろい”という報酬がありますが、勉強には報酬がありません。だから続かないのです。

将来のためになる、賢くなるなど将来的な報酬はもちろんたくさんあるのですが、子どもにはそんなことを言ってもわかりません。今の楽しみしか見えないでしょう。

大人だってそうです。ダイエットは健康のためとわかりながら継続できない人を私は何人も知っています。

長期的に見ればいいことがあるけれど、短期的には報酬がない。だから続かないのです。

勉強が終わったら、ゲームやスマホを報酬にして、「終わったらいいことがあるんだ」と思わせることも大切なことです。


時間を決めて、勉強をやるときはやる。終わったら“いいこと”がある。スマホを触るときは、徹底的に触る。メリハリをつけましょう。これがコツです。

【参考文献】
・『直感力を高める 数学脳のつくりかた』バーバラ・オークリー(著)

●ライター/佐々木恵(教育コンサルタント)

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