水を飲むほどキケン!? “自発的脱水”が引き起こされるワケと対策

夏の暑い日には、外に立っているだけで汗が滴り落ちてきますよね。

体調を崩さないようにこまめな水分補給を心がけている人も多いのではないでしょうか。

しかし、その水分補給が、脱水症状を引き起こす原因となっているかもしれないのです。

今回は、水を飲むほど脱水症状が進んでしまう“自発的脱水”が起こるメカニズムと、その対処法について紹介したいと思います。

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自発的脱水とは

熱中症や脱水症状の予防のためには水分の補給が大切ですが、ただ水を飲むだけでは逆効果になることもあります。

水を飲むのは、汗をかくことによって体内から失われる水分を補うのが目的ですが、汗には水分以外にナトリウムなどの成分も含まれています

そのため、体の水分不足を水だけで補おうとすると、体液の濃度が薄まってしまうのです。

すると体は体液濃度をもとの正常な状態へ戻そうと、飲んだ水分を尿として排出しようとし、さらには濃度を薄めないために水分の摂取を控えようとしてしまいます。

尿として水分が出ていくにも関わらず喉の渇きが感じられないため、より一層脱水状態へと近づいていくのです。

この、“水を飲めば飲むほど体の脱水が進んでいく”状態を、自発的脱水と言います。

自発的脱水の対処法

自発的脱水が起こる原因は、体液の濃度バランスが崩れることでした。これを防ぐためには、汗で失われる体液と同じ濃度の水分を補給する必要があります。

このときの理想的な飲み物が、『経口補水液』です。ナトリウムなどの成分を効率的に体に取り入れ、体液の濃度を正常に保つ働きがあります。

作り方は以下の通り。

【材料】
・水……1L
・塩……3g
・砂糖……30g

水に塩と砂糖を混ぜるだけで簡単に作ることができます。味気なくて飲みづらいという場合には、レモン汁を加えるとスッキリとした味わいに!

ちなみに、スポーツドリンクを飲むようにしている人もいるかと思いますが、一般的なスポーツドリンクはナトリウム濃度が低く、糖分が高い傾向にあります。

水分補給のアイテムとしてただの水よりは有効ですが、体液濃度と違いがあることは認識しておくべきでしょう。


きちんと水分補給をして体の安全に気を使っていたとしても、それが正しい方法でなければ危険性を高めることもあります。

特に熱中症は、意識障害を引き起こし、最悪の場合死に至ることもある恐ろしいもの。

自分の身を守るためにも、十分な知識を身につけて暑い夏を乗り切りたいですね。

【参考リンク】
水だけを飲んでいると脱水する!? | 大塚製薬

●文章/パピマミ編集部

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