仕事でミスばかり…! よく叱られる人は受けたい「大人の発達障害」診断

仕事でケアレスミスが多い、会議中に集中力が続かない、家の片付けや家事がうまくこなせない、大事な約束を忘れてしまう……。

社会で「ダメ人間」と認定されてしまうこれらの行為。「努力不足だ」「やる気がないからだ」「わざとやっている」、さまざまなことを言われますね。

普通の人は一度注意されたり失敗したりすると、自らの行動を改善して同じ過ちを犯さないようにします。

しかし、どんなに努力しても同じことを繰り返してしまう人たちがいます。

あなたはどうですか? 小さいころから同じミスを繰り返して悩んでいませんか?

もし当てはまるなら、あなたは“大人の発達障害”である可能性があります。

今回は大人の発達障害についてお話ししていきますので、興味のある方はぜひ一読してみてください。

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大人の発達障害とは

大人の発達障害とは、その名の通り成人してから診断される発達障害のことです。

発達障害は、生まれ持った発達のアンバランス性(特性、個性とも)によって日常生活に困難をきたしている状態のことを指します。

代表的な発達障害には、『ADHD(注意欠如・多動症)』『自閉スペクトラム症(自閉症・アスペルガー症候群)』『限局性学習症』などが挙げられ、ほとんどの人が誤解を受けながら生活していると言われています。

また、自分が発達障害であると自覚できない人も少なくなく、周囲からの心ない言葉によって「自分はダメな人間だ」と思い込んでいることもあります。

外面上は周囲の人間と何ら変わらない。ある程度のことは人並みにこなせる。そうした発達障害の特性ゆえに発見や治療が難しい病気なのです。

大人の発達障害チェック項目

発達障害を持つ大人たちには、共通しているポイントがあります。

以下では当てはまると“大人の発達障害”の可能性があるチェック項目を記載します。ぜひ参考にしてみてください。

多く当てはまるほど発達障害の可能性が強まります。

【ADHD】
・物事を行うとき、詰めが甘くて完遂できないことが時々ある
・作業を順序立てて行うのが苦手だ
・約束やこなすべきタスクを忘れることがよくある
・熟考が必要な仕事や物事を後回しにすることが頻繁にある
・長時間座っているような場面でソワソワすることが頻繁にある
・衝動的に行動することが頻繁にある

【自閉症スペクトラム症】
・他人の気持ちに共感できない
・「空気が読めない」とよく言われる
・「冗談が通じない」とよく言われる
・思ったことをそのまま言ってしまう
・相手の表情を読み取るのが苦手
・全体より部分に注目しがち
・音やにおいに対して敏感or鈍感

【限局性学習症】
・文字を読むのが困難
・文字を書くことが困難
・計算することが困難


もちろん、これらの項目に当てはまったからといって必ず発達障害だと断定できるものではありません。あくまでも目安としてお使いください。

もしも当てはまる項目が多かったり、日頃から周囲とのズレを感じたりしているようなら、一度病院で相談してみてはいかがでしょうか。

発達障害は主に“精神科”や“心療内科”で診断してもらえます。

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発達障害を持つ人に向いている職業

ADHDやアスペルガー症候群を抱える人の多くは、自分の能力に不向きな職場で働いていると言われています。

自分の能力を十分に発揮できずに仕事を毎日こなすのはしんどいものです。

毎日上司から叱られてノイローゼになり、精神病を患う可能性すらあります。自分の適職を知ることは大切です。

以下では、発達障害を持つ人に向いていると言われている職業をご紹介します。

【ADHDの人に向いている仕事】
・研究者
・学者
・作家
・中学・高校教師
・塾の講師
・警察官
・消防士
・雑誌・新聞記者
・カメラマン
・漫画家
・デザイナー
・広告関連
・調理師
・図書館司書
・自動車整備士

【アスペルガー症候群に向いている仕事】
・プログラマー
・エンジニア
・工芸家
・デザイナー
・物理・化学者
・ジャーナリスト
・会計士
・証券アナリスト
・自動車整備士
・校正
・楽器の調律師
・図版設計者
・建築業全般
・フォトグラファー

また、逆に大人の発達障害者に向かない職業については以下の通りです。

【大人の発達障害者に向かない職業】
・営業
・接客業
・人事・経理関係
・運輸関係
・飲食関係
・旅行関係
・パイロット
・医療関係

発達障害を抱えながら活躍した有名人

発達障害を抱えていることは、“欠陥”を抱えていることではありません。発達のバランスが普通より異なっているだけです。

そのため、発達障害の人は自分の適職についた途端に信じられないようなパワーを発揮することがあります。

以下では、発達障害を武器にして成功を収めた有名人をご紹介します。

・黒柳徹子(ADHD、読書・計算障害)
・栗原類(ADHD)
・ミッツ・マングローブ(学習障害)
・勝間和代(ADHD)
・武田双雲(ADHD)
・坂本龍馬(ADHD)
・オーランド・ブルーム(読書障害)
・トム・クルーズ(読書障害)
・パリス・ヒルトン(ADHD)
・ジム・キャリー(ADHD、読書障害)
・ウィル・スミス(ADHD)
・ブリトニー・スピアーズ(ADHD)
・ウオルト・ディズニー(読書障害)
・スティーブン・スピルバーグ(学習障害)
・アルバート・アインシュタイン(ADHD・アスペルガー症候群)

などなど、ざっと挙げただけでもこれだけの人が発達障害を抱えながら活躍されています。

公表していない人も含めると膨大な数に上ると言われています。彼らから学べることは、“強みを伸ばすこと”。

“才能を生かす”という意味では、自分にとって苦手な仕事を毎日こなし、周囲からけなされるような職場で働くことは不幸なのかもしれません。

まとめ

発達障害は自覚しづらく、周囲からも誤解を招きやすいものです。そのせいで「自分はダメな大人だ」と自己否定しながら生きている人も少なくありません。

発達障害は欠陥ではなく、その人の個性なのだということは上述しましたが、まずは自覚することが大切です。

思い当たる人は一度病院で受診してみてはいかがでしょうか。

【参考リンク】
大人の発達障害 | 株式会社kaien

●文/パピマミ編集部

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