リオ五輪前に要チェック! 日本人が安全に海外旅行するための防犯対策6つ

『地獄へようこそ』。そう書かれた横断幕を掲げた人々が、ブラジルのリオデジャネイロの国際空港で抗議活動を行って話題となりました。

リオオリンピックの開催まであと1か月と迫る中、ブラジルでは深刻な財政難に陥っており、消防士や警官らに給料が支払われないという事態にまで発展。

彼らはこのまま給与遅配が続けば「治安維持に責任持てないぞ」と政府に抗議しているのです。

財政難は貧困を呼び、貧困は治安を悪化させます。2016年5月にはスペインの五輪選手が拳銃を持った強盗に襲撃を受けました。

そんな状態でオリンピックを開催できるのか? という疑問は皆持っていますが、いまのところ予定通り行われるようです。

日本から選手を応援しにブラジルへ行く人も少なくないでしょう。そこで今回は、日本人が安全に海外旅行をするための防犯対策についてお話しします。

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日本人は狙われやすい

株式会社セキュリティハウス・センターが運営するサイト『防犯泥棒大百科』によると、日本人の6人に1人が海外トラブル経験者とのこと。

6人に1人。決して他人事ではない数字です。

なぜ日本人はそんなに海外トラブルに遭いやすいのでしょうか? それは海外の犯罪者にとって、日本人はいいカモだからです。

その理由は以下の通りです。

・現金を持ち歩いている確率が高い
・自国の治安が良いため、防犯意識が薄い
・カメラやPCなど、高額な製品を身につけている
・日本人は裕福だと思われている
・日本人は不用意に人前でお金を出す
・日本人は現地の人間と仲良くなりたいという気持ちが強く、取り込みやすい

他にもさまざまな要素がありますが、基本的に外国人から見て日本人は「お金持ち」で「お人好し」という認識を持たれているのです。

日本人が巻き込まれやすい犯罪5つ

とくに日本人限定で起こる犯罪ではありませんが、実際に日本人が被害にあったことのある犯罪を紹介します。

身を守るためにはまず敵を知ることから。しっかりと頭に入れておきましょう。

(1)盗難

ホテルの部屋や夜行列車などで荷物を盗まれるというケースが多いようです。

荷物や部屋にカギをかけていても、こじ開けられたり合鍵を使われたりする場合もあります。

(2)スリ

スリにはさまざまな手口があります。ケチャップを服につけて相手が気を取られている隙に行われるものや、「タバコの火をかして」などと話しかけて行われるもの、数名でチームを組んで一人を囮に使って行われるものなどがあります。

(3)ひったくり

日本人だけで年間400件も起こっています。ひったくりはバイクなどに乗ってすれ違いざまにバッグをひったくるケースや、力づくで強引にひったくるケースもあります。

バッグをひったくられた拍子にバランスを崩して地面の縁石に頭をぶつけて死亡したという例もあるようです。

(4)置き引き

日本人の被害で一番多い犯罪です。空港やホテル、レストランなどで荷物を地面において一瞬目を離したすきに盗まれます。

(5)詐欺

詐欺にも注意が必要です。「安い店教えてあげるよ」などと誘われて高級な店に連れて行かれたり、高額な商品を売りつけられたりといったケースが多いようです。

また、警察官になりすました(あるいは本物の警察官)人物に所持品検査をされ、財布が戻ってきたら紙幣が抜き取られていた、という事例もあるようです。

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日本人が海外旅行で犯罪に遭わないための防犯対策6つ

日本は他国に比べて治安がいいため防犯意識が薄い傾向にあり、治安の悪い外国ではカモにされやすいです。

「人類みな兄弟」という気概で現地の人を信頼するのは立派な精神ですが、その兄弟の中には悪い奴ももちろんいます。

最低限これだけは守ろう、ということを以下にまとめたので、参考にしてください。

(1)貴重品は分散して保管する

どれだけ大金を持ち歩いていても、その財布を盗まれてしまったら終わりです。

なるべくお金やクレジットカードなどの貴重品は分散させて持つようにしましょう。

ただ、極端に分散させすぎると今度は注意力が散漫になってしまうため、2、3か所に分ける程度にしましょう。

(2)治安の悪い場所には立ち入らない

当たり前ですが、治安の悪いと思われる場所には立ち入らないことです。

「映画で見たから」といって安易にスラム街に踏み込むと二度と行きて帰ってこれない可能性も十分にあります。

人気が感じられない、暗い、住民の感じが悪いなどの気配を感じたらすぐにでも引き返しましょう。

(3)旅行前に治安状況を確認しておく

これは誰でもやっていることだと思いますが、旅行前に行き先の国の治安状況を確認しておくことは非常に大切です。

各国の治安状況は外務省のHPから確認できるので活用してみてください。

また、地図などで治安の悪い地域に印をつけておくことも大切です。うっかり踏み込んでしまうことがないよう、注意しましょう。

(4)“初めて”感を出さない

旅行先で地図やパンフレットをおもむろに広げていると“観光客丸出し”なため、狙われやすい傾向にあるようです。

現地で「ここははじめて?」と聞かれた際も、なるべく頷かないようにしましょう。

(5)話の分からないことにはNOと言う

日本人は他人を信頼しやすく、NOと断れない性格の人が多いため、詐欺に遭いやすいとされています。

現地の人に何か誘われたり連れて行かれそうになったりしても断固として「NO」と言いましょう

とくに相手が何をしたいのかを理解できていないうちは容易にYESと言ってはいけません。

罪悪感を覚えるかもしれませんが、海外は自分の住んでいる世界とは別物です。自分の身は自分で守る必要があるのです。

(6)防犯グッズを活用する

日本でも海外旅行用の防犯グッズはたくさん売られています。

防犯ブザーや刃物を通さないウエストポーチ、パスポートの情報抜き取りを防止するパスポートプロテクターなど、実にさまざまな種類があります。

全てをそろえる必要はありませんが、いくつか見てみて買いそろえたほうがいいと思います。


いかがでしたか?

楽しいはずの海外旅行で犯罪に巻き込まれ、最悪の思い出にしたくないですよね。あらかじめ防犯対策を取っておくことで、無用なリスクを回避するようにしましょう。

●文/パピマミ編集部

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