ニート化も防止できる? 子どもの自立を促す“岩下式おこづかい”とは

【ママからのご相談】
専業主婦、41歳です。小学校5年生の息子がいます。最近息子が、「○○くんは1か月におこずかいを1万円もらってるんだよ」と言っています。

わが家は決まったおこづかいを与えておらず、友だちと遊びに出かけるときなどに必要だと思われる金額を都度あげています。

そろそろ1か月いくらという金額を決めてあげるべきでしょうか? それにしても、使い方も分からないのが不安です。

a 「自分を律すること」を学ばせる“岩下式おこづかい”を参考にしてみましょう。

ご相談ありがとうございます。ライターの渦マキです。

実は、筆者も子どもに1か月いくらという金額を決めてあげていません。

そろそろやりくりなども覚えさせてもいいころかとも考えていますが、1か月にどれくらいにすべきか悩んでいるところです。

本屋さんで、“岩下式おこづかい”というタイトルを目にしたので、どのようなものなのかを調べてみました。

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“岩下式おこづかい”とは?

『NPO法人 楽学生活協会』の理事・ファイナンシャルプランナーの肩書きを持つ岩下桂子さんが提唱する、「自律のためのトレーニング」が“岩下式おこづかい”です。

わが国で社会問題化しているニートを、「自立できない原因は自分を律する習慣が身に付いていないから」と捉え、自分自身を律するトレーニングの一環として考えられたものです。

毎月決められた金額を、自分で使い方を考えながらやりくりさせます。

欲しいものがあっても我慢して、「どうしても必要なもの、今買う必要のないもの」を判断する力が身に付いていきます。つまり、自分を律する力がつくことになるのです。

岩下式おこづかいシステム

(1)毎月のおこづかいは年齢×400円
(2)子どもが買う物に一切干渉しない
(3)おこづかいの一定額を貯金にあてる(金額は子どもに決めさせる)
(4)学校で必要な道具の代金の半額は自分のおこづかいから出す
(5)おこづかい帳をつけさせる
(6)借金・前借りは絶対ダメ!
(7)毎月必ず寄付をする
(8)月末に決算をする
(9)月末に残った金額は貯金に回す
(10)決算をした結果の不明金には文句をつけない

たとえば、相談者さまの子どもさんは小学校5年生。岩下式で算出すると、「11歳×400円=4,400円」になります。


岩下式おこづかいシステムの10項目を見て、どんな感想を持ちましたか?

筆者は、(4)の学校の道具を半額出すというのは「厳しすぎるのではないか?」という印象を持ちました。

親がお金を出すもの、その金額などはその家庭によって違ってくるもの。ケースバイケースで無理なく続けていくよう提言されています。

筆者のように、(4)が厳し過ぎると親御さんが判断したのなら、代金の4分の1の金額に変更しても問題ないでしょう。

とにかく、行動してみることが大事です。始める前から「難しいのでは?」と尻込みせず、まずは試してみましょう!

【参考文献】
・『かしこい子どもを育てるおこづかいトレーニングーお金のやりくりで生きる力が身につく』岩下桂子・著

●ライター/渦マキ(フリーライター)

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