ニートの兄を妹が援助!? “きょうだいリスク”に怯える人の叫び3選

悩みをかかえたとき、あなたが真っ先に相談したいと思うのは誰ですか? いつも身近にいる家族や仲の良い友人など、頭に浮かんできた人がいるはずです。

内容にもよりますが、親ではなく、兄弟姉妹にだからこそ話せるようなこともあるでしょう。

そんな中、不安定な雇用情勢や未婚化などの影響により、“きょうだい”が依存状態に陥るリスクを恐れる人たちがいます。

しっかりとした生活基盤を持っているのであれば、きょうだいは何者にも代え難い心強い存在となるでしょう。

しかし、そうでない場合には自らの生活を脅かすリスクを持った存在ともなりえます。

今回は、“きょうだいリスク”に怯える人たちの声を集めてみました。

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“きょうだいリスク”に怯える人の声

(1)親がいなくなったときの負担が自分一人に

『私の弟は現在働いておらず、親の援助によって生活しています。今はなんとかやっていますが、親が働けなくなったり介護が必要になったりすれば、弟の負担は兄である私にかかってくることになります。決して楽な暮らしではないので、親と同じような援助を期待されても困りますね』(30代男性)

一緒に親を支えていくはずのきょうだいが、自分を苦しませる存在になることもあります。いくら血のつながった関係だったとしても、成人していればそれぞれの生活があるはず。

むげに断れない関係だからこそ、余計にストレスを感じることもあるようです。

(2)子ども世代に負担を残したくない

『月に数万円ですが、兄の援助をしています。社会人になった子どもたちを頼りたいとも思うのですが、子ども世代にまで負担をかけるのはしのびなくて……。兄妹の問題は私たちで解決しないといけないと思うので、どちらかが死ぬまでこの関係は続くのでしょうね』(50代女性)

自分のきょうだいの負担を、わが子に肩代わりさせるようなことはしたくないと思う人も多いようです。

きょうだいだからこそ、苦しい現実から目を背けることなく、自らが立ち向かわなくてはならないと考えてしまうのでしょうか。

(3)自分が迷惑をかける可能性もある

『夫のお義兄さんが病気療養中で、金銭的な援助や入院中の世話などをしています。今はまだ向こうのお義母さんがいるから負担は少ないですが、それがなくなったらすべての負担がうちにかかってくると思うと憂鬱です。もちろん、私たちが病気になって向こうに迷惑をかける可能性もあって、それを考えるのもつらいですね』(40代女性)

きょうだいに迷惑をかけるのが自分ということもありえます。

また、十分な年金によって退職後もある程度まとまったお金が得られる親世代と違い、低賃金で働きながら年金制度の破綻に怯えるような世代では、きょうだいリスクは自分の首をしめかねない大きな問題と言えるでしょう。

負担をかけられるのはもちろん、自分が負担をかけてしまうというのも心苦しいものに違いありません。


助け合うはずのきょうだいが負担となり、関係を破綻させてしまうことも少なくありません。周囲の目を考えると、見て見ぬふりをすることもできず、大きなストレスを抱えることになるはずです。

いざとなれば、「家族は支え合うべき」という考えを手放す必要もあるのではないでしょうか。

生活が苦しくどうにもならないというときには、『生活困窮者自立支援制度』など国の援助を視野に入れることも検討してみてください。

きょうだいの生活を守るために周囲の人たちが不幸になってしまうのは、決して望ましいこととは言えないはずです。

●文章/パピマミ編集部

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