サインを見逃すな! 子供の“いじめ問題”を早期発見するチェックリスト

こんにちは。メンタルケア関係を中心に執筆しているメンタルケア心理士の桜井涼です。

夏休み前の時期は、学校生活にも慣れが出てきます。そうなると、人間関係にも不具合が出てきやすくなります。

「自分とちょっと違う」という感じ方によって生じてしまう、いじめや仲間はずれがその例です。

する側やされる側は必ず何らかのサインを出します。それをいち早く見つけることで、子どもを守り、また正すことができるようになります。

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どちらの側もストレスがある

いじめや仲間はずれは、ほんの些細なことから始まることが多いです。

寂しさ・親とのすれ違い・過干渉などのさまざまなストレスが発端となり、子ども同士の人間関係の中で火種が出て、そこから起こります。

子どもの状況を見て、気がついてあげられるのは親や教師です。特に家庭で見せる表情や体の状態には、子どもの心が表れやすいのです。

子どもは親に心配をかけまいとして、一生懸命に隠そうとします。

しかし、本当は気がついてほしいという気持ちも持ち合わせています。それを見つけてあげて欲しいと思います。

いじめる側は、自己肯定感の低下や両親の不仲からくる寂しさ、妬みなどさまざまなものからストレスを感じ、いじめを行っています。

いじめられる側は、いじめを受けたことでストレスを感じ、さまざまな症状が心身に表れます。

どちらの側にも手を差し伸べてあげなくてはいけません。責め立てないことが再発を防ぐことにつながります。

いじめられている子のサイン

いじめを受けている子は、年齢が高くなればなるほど一生懸命隠そうとします。でも、完全に隠せるものではありません。

できるだけ毎日顔を見て話すようにすることが、サインを早期発見するポイントになります。

・すり傷やあざがしょっちゅう見られる
・衣服のやぶれや不自然な汚れがある
・持ち物の紛失や破損
・朝に体調不良を訴える(頭痛・発熱・腹痛・ふるえなど)
・「ただいま」を言わないで隠れるように部屋に行くことが多くなる
・食欲低下や意欲低下(ぼーっとするなど)
・金品の持ち出し
・無表情(作り笑いをしてごまかすことも)
・急に甘える

こういった今までとは違った特徴を見せたり、「急にどうした?」と感じる行動を見せるときは何かあったのではないかと疑ってもよいと思います。

いじめている子のサイン

いじめている子の場合、サインなんかないと考える方もいるかもしれません。しかし、いじめる子にも抱えているストレスがありますので、サインを出しているのです。

・金遣いが荒くなる
・買い与えたものでない物が増える
・学校などの話をしなくなる
・友達の悪口を言うようになる
・目つきが鋭くなる
・急にスッキリしたような感じで帰ってくる
・急に聞き分けが良くなる

などのサインが出てきます。極端なものもありますが、これはいじめ方の度合いなど、個人差があるせいで変わってきます。

おわりに

いじめが始まると、どちらの側にも必ず“急な変化”があります。それを見逃さないことが早期解決につながります。

手帳などに変化をメモしておくと一目でわかりますし、なにより証拠となります。

いじめは命を奪ってしまう可能性の高い行動です。親ができるだけ早くに気がついて対処(手助け)してあげなくてはいけない問題です。

当事者は、どちらの側も心の苦しみを抱えています。それをわかってあげられるのは親だけです。人権を侵害しない・させないように本気で関わりましょう。

まずは、子どもにサインが出ていないか、チェックすることから始めましょう。

【参考文献】
・『ストレスから子どもを守る本』富田富士也・著

●ライター/桜井涼(メンタルケア心理士)

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