子どもの虫歯対策に! 信州の甘くないおやつ「おやき」の健康メリット

【ママからのご相談】
わが子は虫歯が多いです。甘いおやつばかりだと心配なので、たまには甘くないおやつも手作りしてあげたいのですが、手軽に作れる甘くないおやつのアイデアがあれば教えていただけますでしょうか。

a 信州の健康おやつ、「おやき」の魅力をご紹介します。

こんにちは、歯科衛生士の鈴木ハナコです。

虫歯の原因はさまざまですが、実は味の好みも虫歯を増やす原因の一つになりえます。子どものおやつを甘いものばかりにならないように工夫するのも立派な虫歯対策です。

「でも、甘くないおやつのレパートリーはあまり多くないな」と思うママにもオススメなのが、簡単に作れる“甘くないおやつ”、長野県のソウルフード『おやき』です。

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不思議なお茶のみ文化

信州には農作業の合間を縫って、お茶を飲みながら休憩する習慣があります。1日に2回、だいたい10時と3時に緑茶を入れて、みんなでひと休みします。

ここで注目したいのはそのお茶うけ!

お茶うけというと普通は和菓子など少し甘めのものを想像される方がほとんどだと思いますが、信州では漬け物を中心とした甘くないお茶うけがずらりと並びます。漬け物や煮豆、自家製果物のシロップ付け、そして、おやき!

その様子はさながら軽食のよう。どれもおいしくて、体にもいいものがずらり。このお茶の習慣は近年、健康習慣としても注目されはじめています。

信州のお茶うけの定番、おやき

数々のお茶うけの中でも特に注目したいのはおやき。

おやきとは野菜を中心とした具を小麦粉の皮で包んだおまんじゅうのようなもの。中の具は野沢菜だったり、カボチャだったりきんぴらだったり、切り干し大根だったりと本当にさまざま。余ったおかずを手軽におやつに変身させることができます

強力粉と薄力粉を1:1で混ぜたものに熱湯を加えてまぜ、まとまるようになったら耳たぶくらいの固さに手でこねます。

1時間ほど寝かせたあと具を包んでフライパンで焼き付け、最後は水を入れて蒸し焼きに、水分が飛んだら完成という本当に簡単なレシピ。

各家庭や地域でも作り方が全然違うので、特にこれと言った決まりもありません。ただ、中に入れる具は少し濃いめの味付けのほうが皮に良く合うので、余ったおかずに火を入れ直して少し水分をとばしてから包むのがオススメです。

冷蔵庫の常備菜としても活躍するきんぴらやカボチャの煮物なども、おやきにすれば簡単におやつに変身します! ぜひお試しくださいね。

【参考文献】
・『おばあちゃんのお茶うけ―信州の漬物・おやつ・郷土料理240品』吉田文子・著
・『信州おばあちゃんのおいしいお茶うけ:漬け物から干し菓子まで、信州全土の保存食110品』大平一枝・著

●ライター/鈴木ハナコ(歯科衛生士)

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