不妊治療中に陥りやすい夫婦のすれ違い4例

【女性からのご相談】
私は結婚して3年、子供はいません。不妊治療に協力的だった主人に、急に、「お前と俺の子供の欲しい大きさが違う」「お前の期待に答えられない自分が辛い」と言われ、主人から笑顔と口数が減り、夫婦の会話がなくなりました。何を聞いても、「俺が悪い」しか言わないので、主人が何を考えているかわかりません。

今は、主人の仕事が忙しくて疲れているんだと思い黙って様子見てるんですが、主人に冷たくされてるのに辛くなり、耐えられなくなってきました。何でこうなったか、うまい聞き出し方、対応の仕方を教えて下さい。


不妊だけでも辛いことなのに、ご主人に冷たくされていると感じる毎日は、とてもお辛いこととお察しします。

あるアメリカの心理学者は、男女の思考回路の違いのために、不妊治療中の夫婦にはすれ違いや誤解が生じやすいとしています。もちろん、超能力者でもない限り、相手の考えていることを知ることはできません。ですが、ご主人の気持ちを想像して、その気持ちに添った対応をすることは可能であると思います。

ここでは、一般的に起こりやすいすれ違いの例を4つ挙げてみましょう。

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(1)不妊の話ばかり繰り返していませんか?

男性は現実的なところがあり、進展のない話、同じ話を繰り返すことを無駄だと感じる傾向があります。逆に女性は、同じ話をすることで安心したり、共感度を深めたりする傾向があります。

もしもあなたが、不妊の話を何度も繰り返しているとしたら、もしかしたらご主人は、少々うんざりしているのかもしれません。それでも、あなたの気持ちがわかるからこそ、「もうその話は聞いたよ」などと言わずに、黙ってつき合ってくれているのかもしれません。そしてその結果、どんどん無口になっていくということも十分あり得ます。

(2)うっかり相手を責める口調になっていませんか?

女性は不妊治療の辛さから、つい夫にきつい口調で当たってしまいがちです。男性はそれを、「妻の怒りの矛先は自分に向いている」と感じますが、言い争いを避けるためにどんどん無口になっていきます。そんな夫を見て妻は、「夫は私ほどストレスを感じていない」と勘違いし、更にイライラすると言う悪循環に陥ることがあります。

ご主人が無口なのは、無関心だからではありません。あなたを傷つけたくないからなのです。

(3)ずっと先の治療の話までしていませんか?

女性は、将来の「もしも」について話すことで安心します。先々の治療のことまで話し合って、ご主人に理解を示してほしいと考えます。そして、妊娠が他の何よりも優先されると感じ、治療費の上限を決めることは冷酷だと思いがちです。一方男性は、経済的な負担のことを忘れることはできません。治療にかかるお金のことを考えると、積極的に将来の話をする気にはなれません。

もしかしたらご主人が無口になった理由には、経済的な不安もあるのかもしれません。あなたに心配をかけたくないがために、収入の話をすることができず、結果的に無口になってしまうということも考えられます。

(4)笑顔を忘れていませんか?

一般的に、子どもが欲しいという願望は、男性よりも女性の方が強いものです。あなたにとっては子どもを持つことが全てかもしれませんが、もしかしたらご主人は、たとえ子どもがいなくても、夫婦二人で幸せに暮らしていけると思っているかもしれません。

それなのに、毎日笑顔もなく、不妊のことに悩み続けるあなたをみて、自分は子どもを作るための道具なんだと感じているかもしれません。


上記のことを参考にしながら、手紙かメールで気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。そして、子どもは欲しいけれど、それ以上にご主人と幸せに暮らしたいことを伝えてみましょう。

あとは、相談者様が毎日笑顔で接していれば、きっとご主人も心を開いてくれるはずです。お辛いとは思いますが、その日を信じて、頑張って下さい。

●ライター/Hillまゆ子(助産師)

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