重症化の心配は? 子どもの「3大夏風邪」の予防法&感染後のケア

夏が長い台湾在住のママライター、なかやまあぽろです。

ママ友と一緒に子どもたちを公園で追いかけていると、汗ばみ初夏らしくなってきたと思うママさんたちも多いのではないでしょうか。

プールや海、キャンプにバーベキューなど、夏は子どもたちにとって活発に活動できる楽しい季節ですね。

でも、ママたちが心配なのが夏に流行する感染症。空気が乾燥してインフルエンザなどが流行しやすい冬季を終え、ホッとするのはつかの間です。

今回は、夏に流行し赤ちゃんや子どもが感染しやすい3大夏風邪について、小児科医のアドバイスを元に予防と感染後の対策をご紹介します。

160524nakayamaaporo

夏風邪の原因であるウイルスにかかると、赤ちゃんにとってつらい症状が出ることも

夏に流行する感染症、3大夏風邪は、主に『プール熱(咽頭結膜熱)』『ヘルパンギーナ』『手足口病』です。

これらは夏風邪の原因と言われるウイルスが原因ですが、重症になることは少ないと報告されているものの、高熱が続いたり体の発疹や口内炎が出たりするなど、特に赤ちゃんにとってつらい症状が出るようです。

プール熱:目や体を清潔に保つことがポイント

『プール熱』という名前の通り、子どもたちがプールで感染しやすいと言われる感染症です。

特に7~9月に流行する傾向があり、唾液や便から感染するとされています。

主な症状は、のどが赤く腫れる、高熱が出る、下痢やおう吐、目の充血や結膜炎といったものです。

(1)プール熱に感染しないためにできること

・子どものプール後、必ず目や体をよく洗い、清潔に保つ。
・タオルの貸し借りで感染する場合もあるので、子ども間での貸し借りは避ける。
・目などの粘膜の材料になるタンパク質、粘膜を強化するとされているビタミンAやC、Eを多くとれるよう意識した食事を与える。

(2)プール熱に感染してしまったら

・治療は主に点眼薬など。必ず医師の指示に従って使用する。
・結膜炎の症状がある場合、家族間の感染を防ぐために洗面器やタオルを共有しない
・こまめに水分補給をし、のどにしみない薄い味付けの食事を与える。

ヘルパンギーナ:発汗を促し、体温調節機能を養って

夏風邪の代表疾患とも言われているヘルパンギーナは、1歳代の赤ちゃんが感染することが最も多く、患者の90%前後が5歳までの子どもで占められます。

主な症状は、突然の発熱が2~3日続き、のどに小さな水疱が約数十個できるといったものです。水疱が破れ、のどが痛くて食欲がなくなる赤ちゃんも。

ワクチンがないため毎年発症する子もいるそうです。

(1)ヘルパンギーナに感染しないためにできること

・飛沫感染が主な感染経路であり、人ごみの場ではマスクをさせる。帰宅後、食事前の手洗いうがいを普段以上に徹底する。
・免疫力の低下につながるので、冷たい食べ物や飲み物を避け、体を冷やさない努力をする。
・なるべく冷房の効いている室内で過ごすのではなく、積極的に外で遊ばせて発汗させ、体温調節機能を発達させることによって、感染症にかかりにくい体をつくる。

(2)ヘルパンギーナに感染してしまったら

・水分は一気に与えるのではなく、1時間に1回を目安にこまめに与えることがポイント。
・のどを刺激しにくいおかゆやスープで十分な栄養を与え、冷たいものや酸っぱいもの、熱いものは避ける。

手足口病:完治後でもおむつ処理には十分注意を!

手足口病もヘルパンギーナと同じく、患者の90%前後が5歳までの乳幼児だそう。ワクチンはないので、約1週間前後、自然に治るのを待ちます

主な症状は、口の中や下、唇の内側などに斑点ができたり、手のひらや足の裏に赤い水疱ができたりするといったものです。

(1)手足口病に感染しないためにできること

・基本はこまめに手洗い。特に子どもの爪のあいだは洗い残しがちで、ウイルスが潜んでいる場合も。あらかじめ短く切っておくことがポイント。
・飛沫感染の場合、特に保育園や幼稚園など子どもが密集している場所では髪にもウイルスが付着している場合も。濡れた手で髪を触らせないようにする。
・日頃より免疫力を高める食事を与え、体力を養うために積極的に体を動かさせる。

(2)手足口病に感染してしまったら

・感染中も完治後も、便にウイルスが潜伏している可能性があるので、おむつの処理は普段以上に気をつけ、おむつ交換のたびに手洗いを徹底する
・特に赤ちゃんはのどの痛みで食事や授乳を嫌がることも。脱水症状にならないためにもイオン飲料などで水分を与え、部屋を涼しくしてゆっくり休ませる。
・食事はおかゆや豆腐、アイスクリーム、ゼリーといったやわらかくのどを刺激しないものがおすすめ。


小さな子どもは免疫力が低く、幼稚園や保育所で過ごす時間が多いほど集団で流行する確率が高くなってきます。

日頃から子どもの免疫力を高めるために家族で食事や体力面をサポートし、基本の手洗いうがいなどの習慣も子どもに身につけさせる努力をしていきましょう!

●ライター/なかやまあぽろ(ママライター)
●モデル/大上留依(莉瑚ちゃん)

data-ad-region="1"> data-ad-region="2">
data-ad-region="2"> data-ad-region="2">

あなたにオススメの記事

パピマミをフォローする