夜驚症との違いは? ママが困惑する“2歳児の夜泣き”の原因と対処法

赤ちゃんが夜泣きをする時期は、一般的に生後6か月ごろ〜1歳半と言われており、夜泣きのピークは9か月ごろだとされています。

しかし、夜泣きが始まる時期や終わる時期は個人差が大きいため、1歳半を過ぎても、2歳になっても夜泣きをする子どもはいます。

2歳児といえば、一人でいろいろなことができるようになり、親の手がかかりにくい時期。それと同時に、自我が芽生え自己主張も激しくなってくるころです。

ママの言うことに対して何でも「イヤイヤ」をする“イヤイヤ期”に突入するため、“魔の2歳児”なんて呼ばれてもいますよね。

今回は、そんなイヤイヤ期の2歳児が夜泣きをする原因や対処法などについてご紹介していきたいと思います。

2歳児特有の夜泣きの原因は?

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2歳児によく見られる夜泣きの特徴は、大きな声で泣いて暴れる、または甘えるようにぐずぐずと泣き続ける、というもの。

体力がついたこともあり、新生児のころよりひどい夜泣きをする場合も少なくありません。

そのため、夜泣きが毎晩のように続くと、ママやパパの方が精神的にも肉体的にも参ってしまうことも。

そんな2歳児の夜泣きには、精神的な部分が大きく関係していると言われています。

さっそく、2歳児の夜泣きの原因について見ていきましょう。

怖い夢を見た

夜泣きの激しい子は、記憶力が良く、感受性が豊かだと言われています。しかし、2歳児ではまだ自分の感情がうまくコントロールできません。

記憶や感情がどんどん発達していくのに、その感情を自分でうまくコントロールすることができず、楽しいことでも“怖い夢”“恐ろしい夢”になってしまうのです。

そうして怖い夢・恐ろしい夢を見たことによって、叫ぶような大きな声で夜泣きをするケースもあるようです。

日々成長する自分への戸惑いや不安

赤ちゃんは日々、すごいスピードで成長していきます。しかし、赤ちゃん自身はそんなことを知りません。

日々変わって行く自分を敏感に察知し、その変化に驚き、不安になってしまうことも2歳児ごろの夜泣きの原因として考えられています。

叱り方がきつすぎる

2歳児はイヤイヤ期の真っ只中だと先述しましたが、それゆえママもイライラすることが多く、つい強く叱ってしまいがちです。

自我が芽生えた2歳児は、自分の意思を尊重してほしい、自分のしたいようにさせてほしいという気持ちから、ママの言うことを聞いてくれません。

優しく叱っても、ダメな理由を説明しても子どもは理解してくれず、ママのイライラもピークに。「いい加減にしなさい!」「ダメって言ってるでしょ!」なんて怒鳴りつけてしまうこともあるでしょう。

そんなママの怒った怖い顔や怖いと感じた気持ちは子どもの脳裏に焼き付きます

そして夜、寝ているあいだに怖かったことを思い出したり、夢に見たりして、夜泣きをしてしまうのです。

生活リズムが乱れている

睡眠サイクルが不安定になることにより、昼夜の区別がつかなくなり、不安から夜泣きをしてしまうという場合もあるようです。

夜に目が覚めて辺りが真っ暗なことに驚き、恐怖から泣き出してしまうということですね。

昼間に甘えることができず我慢した

2歳になると自分でできることも増えるため、ママがかまってあげる機会も減りがちです。

そのため、甘えたいのに甘えることができず我慢したような状態があると、夜、昼間のうちに我慢した思いを抑えきれなくなって夜泣きをすることもあるそう。

泣けばママにかまってもらえる、甘えさせてもらえる、という思いがあるのかもしれません。

もしかしたら『夜驚症』かも? 夜驚症の原因と対処法・夜泣きとの違い

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『夜驚症』とは?

『夜驚症(やきょうしょう)』とは、幼児や子ども(特に男の子に多いと言われています)に見られる睡眠障害のことで、夜中に突然目を覚まし、激しい恐怖感を感じて泣き叫ぶ症状のことです。

この泣き叫ぶという症状は、30秒〜5分程度でおさまるとのこと。

なお、呼吸が速くなる、心拍数が増える、大汗をかく、嘔吐する、といった症状があらわれることもあるそうです。

夜驚症は眠り始めの3時間という、眠りが深い時間帯に集中して発生することから、脳の一部分だけが覚醒しており、他の部分は眠ったままという状態のため、症状が出ているときに言葉をかけても子どもには届きません。

翌朝、本人は自分が夜中に泣き叫んだことを覚えていない場合がほとんどだそうです。

専門的には『睡眠時驚愕症』とも呼ばれており、アメリカの調査で出た結果では、夜驚症が繰り返し発生するのは子どものうち5%程度ということでした。

また、夜驚症は成長するにしたがって自然に治っていくとのことです。

夜驚症の原因

夜驚症が発症する原因は明確にはわかっていないそうです。

ただ、幼児や子どもによく見られる症状であり、成長の過程で自然消失することから、脳の機能が発達途中であることが関係しているのではないかと言われているようです。

そして、恐怖感をともなう何らかの体験が関係しているのではないかとも言われています。

夜驚症が発生しているとき、脳の大脳辺縁系(人間の感情に関わっている部分)が活発に活動しているのですが、大脳辺縁系だけが目覚めていて、他の脳の部分は眠ったままの状態では、感情のコントロールができなくなるそうです。

また、“恐怖”という感情は脳に記憶としてもっとも刻まれやすいと言います。

そのため、大脳辺縁系だけが覚醒した状態のとき、真っ先に恐怖感があらわれるのではないかとのことです。

夜驚症の対処法

夜驚症の対策として、家庭内でできることはほとんどないそうですが、恐怖心や恐怖体験が夜驚症に関係している可能性はあるため、子どもが感じている恐怖心や恐怖体験は何なのかを知ると、夜驚症を治すことができるかもしれません。

ただ、夜驚症は子どもの健康に害を与えるものではないとされていますし、成長によって自然消失するものですので、あまり心配しなくてもいいでしょう。

とはいえ、頻繁に夜驚症が発生するようでは、ママやパパの睡眠の妨げにもなりますので、気になる際には小児科や小児神経科、睡眠を専門とする医療機関などを受診し、医師に相談してください。

夜泣きとの違い

夜驚症は深い眠りについているときに突然怯えた表情で起き上がり、泣いたり叫んだりするものの、周りが声をかけても目を覚ますことはなく、症状がおさまれば何事もなかったかのように普通の睡眠に戻るのが特徴です。

それに対して夜泣きは、浅い眠りのときに起きるため、声をかけたり電気をつけたりすれば目を覚まします。

声をかけたり電気をつけたりして目を覚ます、泣き止むなどの反応があれば、夜驚症ではなく夜泣きだと言えるでしょう。

2歳児の夜泣きの対処法

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生活リズムを整えてあげる

朝起きる時間や夜寝る時間がバラバラだと、子どもの生活リズムが乱れてしまい、昼夜の区別がつかなくなってしまいます。

そのため、起床時間・就寝時間を規則正しくすることを徹底しましょう。

パパやママも寝ている子どもに刺激を与えないよう、決まった時間に早く寝ることが大切です。

親が夜は寝るのだということを身をもって示すことで、子どもも夜きちんと寝るようになります。

また、寝る直前まで明るい電気をつけているのをやめましょう。寝るまでに明かりを徐々に暗くしていくと、眠りにつきやすくなります。

強く叱った後はギュッと抱きしめる

子どものイヤイヤ期にイライラして怒鳴ったり強く叱ったりしてしまったときには、子どもの恐怖心やストレスを緩和させることが必要。

強く叱りすぎたことに気付いたら、優しい口調で「ごめんね」と言いながらギュッと抱きしめてあげる、「嫌いだから怒ったわけじゃないのよ」となだめてあげるなどのフォローをするといいそうです。

子どもへの接し方を見直す

昼間、子どもに我慢をさせることが多かったり、甘えさせてあげることができなかったりする場合には、接し方を見直してみましょう。

効果的なのは、たくさん抱きしめてあげること。ギュッと抱きしめてあげることで、子どもは安心して心が満たされます。

昼間に体を動かす

夜、なかなか眠れず睡眠サイクルが乱れる場合、運動不足が関係することもあります。

昼間のうちに外で遊ばせて体を動かすようにすれば、夜は疲れてぐっすり眠ってくれるかもしれません。

怖い夢を見た後は優しくなぐさめる

子どもが怖い夢を見て夜泣きをしている場合、「大丈夫よ」と言って子どもが落ち着くまで抱きしめたり頭をなでたりしてなぐさめてあげましょう。

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まとめ

「2歳児の夜泣きの原因」や「2歳児の夜泣きの対処法」などについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?

「2歳児なのに夜泣きをするなんて……」と不安に思う親御さんもいると思いますが、夜泣きをする時期には個人差があるので、心配しなくても大丈夫です。

むしろ、不安によって暗い表情を子どもに見せたり、怒ったりしてしまうのは逆効果。子どもは親の暗い表情や怒りの表情に敏感に反応し、それが怖い夢となって夜泣きをしてしまうという悪循環にもなりかねません。

子どもに余計なストレスを与えないよう、ママやパパも穏やかな気持ちで日々過ごすことも大切ですよ。

●文章/パピマミ編集部

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