今すぐ決めろ!? 学生を悩ます就活の「オワハラ」体験談と対処法

来春に大学を卒業予定の人たちの中には、すでに企業の内定をもらい就職活動を終えたという人もいるのではないでしょうか。

就職活動のスケジュールは原則として経団連の指針に沿って行われますが、大企業以外にはこれに従わない企業も多く、早い時期に選考を終えてしまう中小企業もあるようです。

そこで最近話題となっているのが、『オワハラ』

実際に就職活動に励む人以外にはなじみのない言葉かもしれませんが、学生にとって避けては通れないものです。

今回は、オワハラの実態を体験談を交えながら紹介したいと思います。

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オワハラとは

オワハラとは、就職活動中の人たちのあいだで使われる言葉で、「就活終われハラスメント」の略語です。

採用活動をする企業にとって、学生から“内定辞退”をされてしまうというのは避けたいもの。

そのために生まれたのがオワハラで、企業側が学生に対し他の就職活動を終わらせるよう迫ることがあるのです。

学生側としては少しでもいい会社へ入りたいと思うものですが、このオワハラによって他の活動に影響がでることがあり、なかば脅迫的な手段にでる企業もあることから問題となっています

実際にあったオワハラ体験談

(1)内定を条件に他の就職活動を終わるよう迫られた

『最終面接を受けた際に別の企業も受けていることを伝えたら、「その面接を辞退すれば、うちの内定をこの場で出す」と迫られました。けっこう高圧的で恐怖を感じたので、内定は欲しかったですが断ってしまいました。今では受け入れなくてよかったと思いますね』(20代男性)

内定をエサに他社の選考を受けさせないようにするオワハラ。

中には、最終面接の場で選考が残っている企業に断りの電話をかけさせるということもあるようです。

学生の中には内定欲しさに思わずこの条件を飲んでしまう人もいるようですが、このようなオワハラをしてくる企業に入って本当にいいのか、いま一度冷静になる必要があります。

(2)内定辞退の連絡をすると態度が急変

『ある企業に内定をもらうことができて喜んでいたのですが、その後、別の企業にも内定をもらえたので最初の企業は辞退することにしました。ところが連絡をすると担当の人が「は? どういうつもり?」と怒りの声になって……。選考中はすごく優しくて信頼できる人だと思っていただけにビックリしました』(20代女性)

内定が出たとしても、自分が納得できるまで就活を続けるという人は多いのではないでしょうか。

当然、複数の内定をもらうことができれば、行きたい企業以外には辞退の連絡をする必要があります。

しかしこの際、高圧的な態度で辞退を踏みとどまるよう迫られることも。

ひとりでは対処できないと感じた場合には、所属する大学の学生課を尋ねて相談してみましょう。ひとりで抱え込まずに誰かに相談することが大切です。

万が一、内定承諾書にサインをしていたとしても、法的な拘束力はないと言われています。

(3)内定後のスケジュールを抑えようとする

『小さな会社から内定をもらったんですが、第一志望はもちろん大企業。大きな会社は日程が重なることも多いんですが、その選考時期に合わせるようにして親睦会をやるという連絡が来ました。行けないことを伝えると「強制です」と言われ、これがオワハラかと思いましたね』(20代男性)

内定を受けた後は、内定者研修や社員との親睦会などが行われることがありますが、この開催日を他企業の選考が行われる時期や時間帯に合わせて行うことがあります。

このような会は参加が義務付けられていることも多く、他の選考と板挟みになってしまう人も多いようです。

仮に強制でなくとも、他の企業の選考会で不参加ということを言いづらい場合には、学校行事と重なっているなどの理由で断るといいでしょう。


就職活動は、優秀な学生を採用したい企業と、自分の理想とする企業へ入社したい学生の戦いの場ともいえます。

オワハラに立ち向かうために大事なのは、自分の意思をはっきりさせること。

内定がもらえず不安な気持ちが大きくなってくると、つい流されて相手の言いなりになってしまうこともあります。

しかし、オワハラをしてくるような企業が、入社後に社員のことを大切にしてくれるかは疑問です。悔いのない就職活動ができるよう、強い態度で乗り切りましょう。

●文章/パピマミ編集部

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