簡単かつ低コスト! ズボラ親子でもできる「カタツムリ飼育」のススメ

【ママからのご相談】
年長と年中の男の子を育児中の主婦です。子どもたちは生き物が大好きなのですが、ウチはペット不可のマンション住まいです。

「虫ならOK」と思っていたのですが、いざクワガタ虫を飼ってみると1か月で亡くなってしまいました。去年はアマガエルの飼育にも失敗しています。

私自身もズボラな性格なので、虫の飼育に向いていないようです。生き物の飼育は子どもたちへの情操教育にも良さそうなのでなんとか成功させたいのですが……。

手間もお金もかからず簡単に飼育できて、案外長生きな生き物っていませんか?

a “生き物の飼育に才能が無い系親子”にはカタツムリがオススメ!

ご相談ありがとうございます。ママライターの木村華子です。

暖かくなると、さまざまな生き物に出会うシーンも増えてきます。「ママ、これ飼ってもいい?」と、わが子が新しいお友達(虫)を捕まえて帰ってくることもしばしば……。

野原や道端で見られる虫やカエルは、犬や猫ほど手間もかからず手軽に飼育できるイメージがありますが、当然、適切な世話が施されなければ死んでしまいます。

生き物にとっても、そしてお子様にとっても避けるべき結末ですね。

生き物を飼育する以上、責任を持って最後までお世話をするのは基本中の基本。

情操教育のために飼い始めるのであれば、なおさら「飽きちゃった」「忘れてた」という事態にならないように注意してください。

また、飼育方法に手間がかからない生き物からトライすることも重要です。揃える道具やエサの調達に手間のかからない生き物から、ハードルの低い飼育体験をスタートさせましょう。

そんな親子にオススメしたい生き物は、ズバリ“カタツムリ”!

種類にもよりますが、およそ4年前後生きると言われており、かつ雌雄同体という特徴を持っているので、繁殖も意外と簡単です。

今回は、親子で始めるカタツムリ飼育のハウツーについてお話しします。

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カタツムリの飼い方

雨の日にカタツムリに出会ったなら、さっそく飼育をスタートさせましょう!

カタツムリ飼育に必要なもの

・蓋つきの水槽(プラケースの虫かごでもOK)
・霧吹き
・土(腐葉土)

“カタツムリの飼い方”を調べると、多くの場合、土や砂利、腐葉土を水槽の底に敷き詰め、霧吹きで湿らせること……と紹介されています。

カタツムリは乾きに弱い生き物なので、乾燥を防ぐために行う準備なのですが、土にカビが生えるなど不衛生になってしまう原因にもなります。

定期的に土を入れ替える手間を惜しまなければ問題ありませんが、自信がなければ何も敷かずに飼育を始めても大丈夫!

また、木の枝や小さな植木鉢など、カタツムリが隠れたり登ったりできるアスレチックを作ってあげるといいでしょう。

カタツムリのエサ

・きゅうり
・キャベツ
・小松菜
・大根
・りんご
・スイカの皮
・ハコベ、ヨモギなどの葉
・卵の殻

などなど……。

カタツムリのエサは、基本的に野菜の切れ端で大丈夫です。上記で紹介した野菜以外にも、ゴーヤやブロッコリー、かぼちゃ、レタスなどなど……。

夕飯の準備で出た野菜の端っこをおすそ分けしてあげましょう。

“卵の殻”は、カタツムリの殻を維持させるために必要なカルシウム摂取のためです。これも同じく、お料理で使った卵の殻をそのまま与えてOK!

カタツムリお世話のポイント

カタツムリの水槽には、乾燥を防ぐために湿らせた土を敷き詰めるか、あるいは少しだけ水を撒いておくようにしましょう。

カタツムリは歩くときに粘液を出しますので、夕飯の準備どきに、野菜の切れ端を入れ替えるタイミングで水槽を丸ごと水洗いして清潔な状態を保ってください。

ママが行ってもいいですが、エサの交換や水槽の掃除は子どもでも難しい作業ではありません。お子様ができそうなお世話は、ぜひ任せてあげてください。

カタツムリのお世話が終わったら、きちんと手を洗いましょう。

カタツムリの冬越し

カタツムリは、11月から4月ごろまで冬眠して過ごします。冬眠の時期になったら、水槽の下3cmほどに土を敷き詰め、その上にカタツムリが潜れるほどの深さまで落ち葉を入れてください。

時々霧吹きをして、5度くらいの場所に水槽を置いておきましょう。

とはいえ、実はカタツムリを冬眠させると、そのまま死んでしまうことも珍しくありません。

安全に冬眠させる自信が持てない場合は、できるだけ暖かい室内でいつも通りの飼育を続けるのがオススメ。20度ほどに保てば、カタツムリは冬眠せずに冬を過ごすことが可能です

ヒーターを使ったり、水槽の周りを発泡スチロールでカバーしたりするなど、暖かくする工夫をしてあげましょう。

カタツムリ飼育の醍醐味は、うんちと繁殖!

生き物が大好きなお子様にとって、お世話だけでも楽しいカタツムリ。ゆっくり歩く姿は、ママにも癒しを与えてくれるはずです。

また、カタツムリが出すうんちの観察もオススメです。カタツムリは、食べたものでうんちの色がカラフルに変化します

レタスを与えれば緑色、人参を食べればオレンジ色……。前日に与えたエサとうんちの色を見比べてみましょう。

さらに、雌雄同体であるカタツムリは、オス・メスを気にせず2匹以上を同じ水槽に入れておけば簡単に繁殖してくれる楽しさもあります。

繁殖のシーズンは6月から8月。ちょうどカタツムリに出会いやすい時期でもありますので、ぜひ複数での飼育に挑戦してみてはいかがでしょうか。

飼育を三日ボウズにしないコツは、“見える場所に置いておく”こと!

「飼い始めはヤル気があったのに、途中で忘れたり飽きたりしてしまう……」という方へ!

ベランダや下駄箱など、普段目につかない場所で飼育してはいないでしょうか?

お世話するためにベランダに出なければいけない、掃除するために下駄箱まで行かなければいけない……という手間が、飼育熱を冷ましてしまう原因になっているのかもしれません。

「虫かごを食卓に……」とまでは言いませんが、普段目のつきやすい場所に置いておくことが三日ボウズを食い止めるコツです。

お子様の生き物観察のためにも、ぜひ見える場所に虫かごや水槽を置くようにしてみましょう。

【参考文献】
・『飼育大図鑑』日高敏隆・監修

●ライター/木村華子(ママライター)

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