形式よりも愛と自由を重視する“フランス婚”あれこれ

【女性からのご相談】
学生時代の友人が、以前から付き合っていたフランス人の彼との間に男の子が授かりました。が、二人は結婚していなく、今後も今のところ結婚する予定はないそうです。コレが、“フランス婚”というものでしょう?

a 愛と自由を優先にするのがフランス流。

こんにちは、ライターのKANAです!

先日、友人家族がはるばる遠いフランスから、私達が住んでいるプーケットに遊びに来ました。11歳の女の子と9歳の男の子の子供二人に、お父さんとお母さん。学生時代から付き合っているこのお二人。実は……結婚していません。

そう、こちらのカップルは、ちょっと前まで日本でも話題になっていた、“事実婚”カップルなのです!!

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事実婚とは?

日本では、有名人ならまだしも、一般人が事実婚となると、まだまだ偏見の目が強い国ですが、フランスは10万件以上のカップルが事実婚であるようですね。

さて、フランスの事実婚、フランスでは“ユニオン・リーブル”と呼ばれ、形式よりも“愛”と“自由”を重視する非婚スタイル。現代のフランスでは、社会的にもほとんど問題が無いのが現状です。

ちなみに、この“ユニオン・リーブル”は、“コンキュビナージュ”とも呼ばれ、役所に行って同居証明書を発行してもらうことも可能です。ただし、発行の際には承認を2名と、ガスや水道会社からの請求書などを提出すればOKだったかと。「同じ住所に確かに一緒に生活しています!」という証明書ですね。これがあれば、フランスの手厚い家族手当なんかも簡単に受けられると聞いた記憶があります。

パックスと事実婚は異なります

“パックス”とは、1999年にフランス国内で承認された、同性もしくは異性のカップルが共に生活する契約です。

と、意味だけでは上記の“ユニオン・リーブル”とあまり変わらないように聞こえますが、元々は、同性カップルにはパートナーが亡くなった後に住居や財産などに対して法定な権利が無い事を保護する為につくられた保証契約です。結婚は、役所でセレモニーなどをしなければいけませんが、こちらは裁判所で事前に予約して必要書類を提出して完了。手続きも簡単で、ユニオン・リーブルでは出来ない、所得税の共同申告も結婚をしていなくても出来るという契約です。とはいっても、「結婚」ではないので、フランス婚の1つという事になりますね。

パックスは国籍を問わず結ぶ事が出来ますが、パックスを結んでも外国人への長期滞在ビザは下りないようなので、国際カップルは結婚する方々が多いようです。


ちなみに、フランスは結婚以上にものすごく離婚をするのが大変な国なので(知人では10年以上かかっている人もいます)、どちらかのカップルが契約破棄の手続きを法廷で行えば関係が終了するパックスを、結婚よりも考えるカップルも多いようにも感じます。

結婚する前から離婚の事を考えるのはどうかと思いますが、“愛”と“自由”の国らしいですね。

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●ライター/徳武加奈子(フリーライター)

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