救急車呼ぶべき? ママが「子どものけいれん」に対処するポイント3つ

【ママからのご相談】
1歳2か月の息子をもつ母親です。周りにいる何人かのママ友のお子さんが、風邪などで高熱が出たときにけいれんを起こしたそうです。ママ友たちは「突然のことで、自分の方がパニックになり焦ってしまった」と口をそろえて話していました。

うちの息子はまだそういった状況になったことはありませんが、私も同じ場面に遭遇したらきっと頭が真っ白になってしまいそうです。もしけいれんが起こった場合、どのように対応すればいいのでしょうか?

a けいれんの最中は焦る気持ちを抑え、お子さんの様子を観察して。

こんにちは、ママライターのacoです。ご相談ありがとうございます。

けいれんは、脳の神経細胞が高熱や細菌、ウイルスなどの刺激により、異常に興奮して起こるといわれています。特に小さいお子さんの場合は、熱性けいれんや泣き入りひきつけが多くみられます。

もし小さいわが子に突然けいれんが起こってしまったら……。動揺してしまうお気持ちはよくわかります。

でもそんなときこそ深呼吸してまずは自分の気持ちを落ち着かせ、けいれんをしているお子さんの様子をしっかりと観察しましょう。熱性けいれんであれば2~3分で治まることがほとんどです。

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子どもの“けいれん”に対処するポイント3つ

実際にけいれんが起こった場合の、具体的なケアのポイントについてお伝えします。

(1)けいれんが続いた時間を計る

けいれんが続いた時間は、診断をする際の重要な情報になります。けいれんが始まったら時計を確認し、時間を計りましょう。

(2)衣服を緩め、安全な場所へ

衣服やおむつを緩め、呼吸がしやすいようにしましょう。また平らで安全な場所に寝かせます。けいれん中に吐いたものが喉に詰まり窒息するリスクもあるため、体ごと横向きにしましょう。

(3)けいれんの状態を観察する

けいれんの状態(体の一部分だけか、全身なのか、左右対称なのか、片側だけなのか等)を落ち着いて観察しましょう。白目をむいたときの黒目の位置も確認を。

とはいえきっと動揺してしまい、全てを冷静に行える自信がないという方は、スマートフォンなどでけいれんの動画を撮影しておくという方法もあります。

けいれんの最中にはやってはいけないこともあります。お子さんの名前を呼ぶ程度であればいいですが、揺すったり抱きしめたりするのはNGです。嘔吐を誘発し、気管を詰まらせるリスクがあるためです。

また指やガーゼ、スプーンなどをかませるのも避けましょう。舌が押し込まれ、こちらも気管を詰まらせる恐れがあります。

受診のタイミング

下記に一つでも当てはまるものがあれば、該当するタイミングで受診しましょう。

【救急車を呼んで緊急受診】
5分以上けいれんが続いた
・一度治まったものの、24時間以内に繰り返しけいれんを起こした
・けいれんのあと意識が戻らない
・意識がはっきりしたり、ぼんやりしたりする
・呼吸がおかしい、弱い。顔色が悪く唇が紫色になっている
・繰り返し吐く
・頭を強く打ったあとにけいれんを起こした

【診療時間外でも受診】
・6か月未満
・5分以内で治まり意識も戻ったが、初めてけいれんを起こした
・嘔吐がみられる
・38度以上の熱がある
・2回目以降のけいれんだが今までと症状が違う

【診療時間内に受診】
・過去にもけいれんを起こし診断がついている場合で、けいれんが5分以内に治まり意識も戻り、普段と変わりない
けいれんが24時間以内に再発しない

【自宅でのケアでOK】
・過去にもけいれんを起こし、泣き入りひきつけと診断されている場合
※ただし熱があったり、いつもと違うけいれんの場合は受診を

けいれんが起こる前どういう状況だったのかは、診断する際の重要な情報となります。急に熱が上がった、かんしゃくを起こしたなど状況を思い出し、記録しておきましょう。

また熱性けいれんやてんかんは、遺伝的な要素が強いです。以前けいれんを起こした親族がいるかを確認し、診察時医師に伝えましょう。


いかがでしたか?

けいれんが起こった際に一番大切なことは、慌てずにお子さんの様子をしっかり観察することです。今回の内容をぜひ頭に入れていただくことで、少しでも落ち着いて行動できますように。

【参考文献】
・『HAPPY育児生活ガイドBOOK』山中龍宏・監修

●ライター/aco(フリーライター)
●モデル/大上留依(莉瑚ちゃん)

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