なんで待てないの? 「せっかち」な子どもの心理&イライラ解消法

【ママからのご相談】
30歳の会社員、小学校3年生の息子の母親です。

息子があまりにもせっかちで悩んでいます。買い物に出かけると、「早く、早く!」と急かされています。自分が欲しい物を見つけると「欲しい」を繰り返し、「来月まで待ってね、急がなくてもなくなることはないんだからね」と言い聞かせても、いっこうに聞く耳を持ちません。

何か私の育て方に原因があったのでしょうか?

a 親が“待つ”ことを教えていきましょう!

ご相談ありがとうございます。ライターの渦マキです。

子どもは時間の観念がないので、思い立ったら“今”でなくては、ダメなんですよね。

筆者の子どもも相談者さまの息子さんと同じで、「これが欲しい!」と言い始めたらその場で買わなければならない状況になり、悩んでいた時期もありました。

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“待てない”原因はどこにあるのでしょう?

子どもが“待てない”原因を考えてみましょう。

(1)我慢して待っていられなくて騒いだとき、他の人にどう思われるかという意識がない
(2)時間の観念がない
(3)インターネットやテレビなどで欲しい情報が即座に手に入れられるため、“待つこと”に慣れていない

(1)(2)は、今も昔も変わらず、子ども特有のものです。(3)では、社会が便利に変わってきている近年、精神的なストレスといった弊害も生み出しているということです。

親御さんたちも、便利な世界に暮らしているために待つことが苦手になってきていると言えるかもしれません。

小・中学校でスマホや携帯を持つ子どもたちが、即座にメールなどの返信が来ないことにストレスを感じて「もう、友だちじゃない!」という短絡的な思考に走ってしまうこともあります。

親が“待つ”ことを教える

親御さんも、お子さんの前で電車が遅れてイライラしている姿を見せること、朝忙しい中で「早くしなさい!」と急かすことについて少し意識を置いてみてはいかがでしょうか。

たとえば、お子さんが「おかあさん、おなか減った! 早くご飯にしてよ!」などと繰り返したとき。

「今、帰ってきたばかりなんだから、できるわけないでしょう!?」などと頭ごなしに叱らないでください。

おかあさんは、今一生懸命準備しているところ。おかずを作るのにはこういう準備があって……と時間がかかっている理由を説明してあげましょう

待っている間に「お手伝いお願いしていい? このお茶わんを拭いてもらえる?」といった具合に何か簡単なお手伝いをさせるようにすれば、手持ち無沙汰で待っているよりも“おかあさんのお手伝いができた”という充足感を得ることができます。

空腹で待っているイライラを解消できるはずです。


休日のレストランで並んで待っているときなど、親御さんがイライラしているとお子さんにもそのピリピリ感が伝わってくるものです。お子さんとたわいのない会話をしていれば、あっという間に待ち時間が過ぎてしまいますよ。

まずは、親御さんが取り乱さずに気持ちを落ち着けることが大切ですね。

【参考文献】
・『子どもが育つ魔法の言葉』ドロシー=ロー=ノルト/レイチャル=ハリス・著

●ライター/渦マキ(フリーライター)
●モデル/KUMI(陸人くん、花音ちゃん)

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