リビングで姿勢が悪化? ママが悩みがちな「子どもの学習机」事情

こんにちは。在宅ワーカーの川中利恵です。

入学のシーズンですね。これを機に学習机を購入されたり、いつ買おうかタイミングを見計らっていたりするパパやママは多いのではないでしょうか。

実はわが家には勉強机がありません。物理的に置く場所がなかったためですが、子どもたちが高校生になった今も結局購入できていません。

でもやはり、買えばよかったかなという気持ちはあります。なぜなら、自分自身が在宅で長くパソコンの前に座っているため、椅子や机の高さの重要性について身をもって知ったためです。

やはり、合わない机や椅子を使い続けていると、どうしても姿勢が悪くなるので、肩こりや腰痛が起こりがちになるのです……。

そこで今回は、実際のところ、みんなは子どもの学習机をどうしているのか、それから、体に適した机や椅子の選び方について、調べてみました。

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多くのママがリビング学習を望んでいる!

良い姿勢を保つ椅子や机、と考えると、やはりオーダーメイドに近くなければ難しいのではないかと思います。

実際に多くのママはどうされているのか、カリモク家具による調査と、キッズスターによる調査の結果を見てみました。

キッズスターの調査によると、「学習机を使っている」という先輩ママは63%という結果となりました。つまり、およそ4割の家庭では学習机は使っていないということです。

一方で、最近は親の目の届く範囲で子どもに学習をさせる“リビング学習”が流行っているようです。

実際にカリモク家具調査によると、「子どもにリビング学習をさせたい」と思うママは、「ぜひさせたい」「まあさせたい」と思う方も合わせると、なんとおよそ88%もいました。

特に個室があるケースでは、子どもに目が届かなくなることを懸念するママが多いのかもしれませんね。

姿勢が悪いと気持ちも落ちる!?

リビングで勉強してくれると、親はとてもホッとします。でもよく考えてみると、リビングの机や椅子は子どもの体格に合わせたものではないケースがほとんどです。

骨格の成長が止まった大人でも、長く体格に合わない机や椅子を使い続ければ悪影響があるものです。

では、成長過程にある子どもはどうなるのでしょう。

東京都教育委員会が行った『「正しい姿勢」のもたらす、心理・社会的側面調査』によると、小学生の児童の場合、姿勢の良い児童は「飽きても宿題は最後までする」など、自己抑制が高い傾向があるという結果が出ています。

さらに中高生になると、姿勢のいい子どもほど、「学校生活に意欲的に取り組んでいて自己肯定感が高い傾向がある」という結果を導き出していました。

ただし、この調査は担任教員による評価に基づいています。もともと気落ちしていたり、落ち着きがない子どもだったりするケースもあると思うのですが、そのあたりは特に記載はありません。

本調査の結論としては、別途行われた身体調査、および今回ご紹介した心理・社会的測面調査ののち、起立や礼など姿勢を正す訓練をはじめとした体幹を鍛えるプログラムを実践したところ、物理的な姿勢の悪さについては、いずれの児童・生徒に関しても、改善がみられたとのことでした。

確かに姿勢は悪いよりもいい方が身体的にもいいことです。その上、第一印象も大きく変わります。

しかし、心理的にも変化が起こるものなのか、個人的にとても興味があったので、体幹を鍛えた後の調査結果が気になるところです。

机はそのままでも椅子の調整は可能! ぜひ試してみて

そうはいっても、正しい姿勢を継続して行うだけで、体幹を鍛えることにもつながることが判明しています。

リビング学習をするにしても、学習机で勉強をするにしても、机や椅子は切り離せませんから、やはり適したサイズの机や椅子を用意したほうが良いのでしょう。

では具体的に、体にフィットした机や椅子の高さはどのように調べればよいのでしょうか。実はこれ、人間工学の知見から、すでに計算式が判明しています。

【最適な机の高さ】
・机の高さ=“身長×0.25-1+身長×0.183-1”

【最適な椅子の高さ(座面高)】
・座面高=“身長×0.25-1”

机も椅子も最適な高さは身長から導かれます。たとえば身長118cmのお子さんにとって最適な机の高さは49cmですし、最適な椅子の座面高は29cmです。

しかし、小さい机や椅子を買っても、子どもは成長するため、すぐに使えなくなってしまいますよね。

一般的に学習机や椅子は調節ができるものがよいと言われているのはこのためです。

足がつかないと、ぶらぶらさせてしまいがちですし、机の高さが合わなければ疲れやすくなるため、勉強に集中できなくなるでしょう。

新しい机や椅子を、家具屋さんなどで探していてメジャーがない場合、適切な高さがわからないこともあるでしょう。

その場合、実際に購入予定の椅子に正しい姿勢で座ってみてください。

机は肘をまげて手をテーブルに置いてみたとき、肩が上がったり下がりすぎたりしない高さ、椅子は足がぴったり床につく高さが適切な椅子や机の高さになります。

机をすでに購入してしまった、リビング学習をするから子ども専用の椅子やテーブルがないというご家庭も多いでしょう。

調節ができる机や椅子ならよいのですが、リビングテーブルで高さの調節ができるものはごく少数だと思います。

その場合は、足を安定しておける足置きを用意して、座面の上に高さ調節用クッションを置いてみてはいかがでしょうか。

足置きはお風呂用の腰かけや段ボール箱を補強したものや木箱など、足を安定して置ければなんでもOKです。

いつか学習机を購入予定があるのならば、椅子だけ足置きがついていて高さ調節ができるものを用意するのも一つの手だと思います。

わが子たちはもう高校生で、私より体が大きいので、自分たちで椅子の調節をするようになりました。

でも、少し猫背なところもあるので、もっと早く気付いてあげればよかったなあと思っています。

もし余裕があれば、ぜひお子さんが学習する机と椅子の高さチェックをして、調節してあげてみてくださいね。

●ライター/川中利恵(在宅ワーカー)

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