身体ナビゲーションVol.93「冷えの予防法」

こんにちは。健康管理士のSAYURIです。

身体ナビゲーションVol.85から8回に渡って体温や冷えについてご紹介してきましたが、今回は快適で健康な生活を送るために、冷えの予防法をご紹介したいと思います。

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生活全般で気を付けること

(1)規則正しい食生活をする

食事をすることで熱を生産するDIT(食事誘発性熱産生)も大切な体温調整のひとつです。

(2)適度な運動で体を動かす習慣を付ける

筋肉で作られる体温は重要ですし、運動によって血流が良くなり冷えを予防できます。

(3)ストレスを放置しない

ストレスがたまると自律神経が乱れ、体温調節が正常にできなくなることもあります。

(4)できるだけ湯船につかる

入浴は可能な限り湯船につかるようにし、湯船につかる時間が取れない場合はHSP入浴法などで体温を保持するようにしましょう。

(5)ファッション性を優先し過ぎない

はやりやファッション性を重視するあまり、季節に合わない服装をすると冷えを起こしやすくなります。

食生活で気を付けること

味噌汁やスープなど胃を温めるものを必ず添えること。

特に子どもは体温調整機能が未発達なため、朝食は必ず取るようにして体温を上げてから学校に行くことで、冷えを防ぐだけでなく集中力などにも良い影響があります。

また冷えが気になる場合は以下の栄養素を積極的に取るといいでしょう。

(1)ビタミンE

血行を促進し体内のホルモン分泌の調整もしてくれます。オリーブオイルや大豆油、ナッツ類、筋子、うなぎなどに多く含まれます。

(2)ビタミンB群

炭水化物・タンパク質・脂質の代謝に欠かせないのがビタミンB群です。

炭水化物をガソリンにたとえるなら、ビタミンB群はガソリンを燃やすための着火剤のようなもの。

豚ヒレ肉や納豆、インゲン豆、うなぎなどに多く含まれています。

(3)ビタミンC

鉄の吸収を高め、毛細血管の機能を保持してくれます。鉄は血液中のヘモグロビンとなり酸素を各細胞に運ぶため、体温の生産には必要となってきます。

かんきつ類の果物や、パプリカ、カブ大根の葉、ゴーヤ、れんこんなどに多く含まれています。

中医営養学を活用してみましょう

中医営養学(漢方)では食品を、体を温める“熱・温”、体を冷やす“寒・涼”、そのどちらにも属さない“平”の5つの性質に分けています。

ただこの五性は諸説ある上に、たとえば涼性の食品でも温かくして食べれば温性に変化するものもあるといわれているので、体を温めるにはできるだけ加熱調理し、温かいものを食べるようにするといいでしょう。

寒・涼性の食品

あさり、たこ、かに、うに、馬肉、きゅうり、トマト、セロリ、ごぼう、白菜、大根、すいか、バナナ、梨、柿、そば、こんにゃく、豆腐、ひえ、粟、コーヒー、緑茶、ビール、白砂糖、ミント類、昆布、わかめなど。

平性の食品

牛肉、豚肉、牡蠣、ヒラメ、卵、豆乳、春菊、たまねぎ、やまいも、ブロッコリー、キャベツ、リンゴ、ぶどう、とうもろこし、大豆、黒豆、うるち米、黒砂糖、はちみつなど。

熱・温性の食品

羊肉、カブ、ねぎ、しそ、かぼちゃ、らっきょう、さくらんぼ、ナツメ、あんず、もち米、くるみ、紅茶、ウーロン茶、胡椒、山椒、わさび、赤唐辛子など。


寒・涼性の食べ物は一切食べないようなストイックなことをすると、かえってストレスになったり栄養が偏ったりする可能性もあります。

調理法を工夫したり果物は食べる1時間ほど前に冷蔵庫から出して常温に戻してから食べたりするなど、一工夫すればいろんな食べ物を楽しみながら体温も保持できるのではないでしょうか。

【参考文献】
・総務省認証予防医学学術刊行物『ほすぴ』成人病予防対策研究会発行

【関連コラム】
「身体ナビゲーション」シリーズ一覧

●ライター/SAYURI(心理食育インストラクター)
●モデル/大上留依(莉瑚ちゃん)

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