克服できる? 学習障害の子どもに「文字」を効率よく教えるコツ

こんにちは、海外在住プロママライターのさとうあきこです。

わが子がお座りすれば“ハイハイ”を、よちよち歩きをするようになれば“言葉”を、口が達者になってくれば“文字”をと、親は当たり前のように子どもの学習能力に期待します。

ところが、その学習能力には個人差があり、文字を学ぶ段階で大きく平均的な子どもたちに遅れている場合には、学習障害の可能性も考えられます。今回は学習障害についてお話ししていきます。

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学習障害だと学習メソッドが異なる

学習は通常、“文字→音→映像”という流れを通して身につけていきます。

文字は音を持ちます。「あ」はただの意味のない記号ではなく口に出せる音を持ち、文字を組み合わせて、「あめ」とすれば、食べ物の「アメ」や天気の「雨」の呼び名になり、その呼び名とアメや雨の映像が結びつくわけです。

そのため、文字の基本となる“ひらがな”さえ覚えれば、その応用で無限大の単語と事象をマッチさせることができます。

ところが学習障害には、文字と音とが結びつきにくいという特徴があります。

ひらがなを全部丸暗記することはできても、その音を手掛かりに組み合わせて使うことができないのです。

アメや雨についての体験があり、その呼び名も知っていたとしても、文字の「あ」と「め」の組み合わせとしては認識できない場合があるのです。

学習障害の場合の学習方法

では学習障害の場合、どうやって学習を進めていけばいいのでしょうか?

文字と音とがつながりにくいため、新しい単語と映像をマッチさせるには、音に頼らず覚えていくしかありません。

「あめ」という文字の塊とアメや雨の映像を直接つなげて記憶するのです。この作業をあらゆる物に対してコツコツと行っていく必要があります。

フラッシュカードを使ったり、手帳を持ち歩いて、子どもの「これ何?」に発音だけでなく必ず文字で示すことを繰り返します。

文字の集合した塊と物の映像を目で見てメモリにインプットしていくことで、時間はかかっても、学習を進めることができます。

まとめ

子どもは生まれてわずか数年の間に驚くほど多くを学習して身につけていきます。

でも、その習得スピードや内容には個人差があります。ここでは文字を例に出しましたが、計算や推論などに障害が現れることもあります。

親の心には「この子は勉強が苦手なのかしら?」とか「ひょっとして学習障害?」といった不安も湧きあがりやすいのです。不安を感じたら、早めに専門医の診断を受けてみましょう。

学習障害は知的障害ではありませんし、子どもが怠けているわけでも、ふざけているわけでもありません。

ただ、学習障害だと気づかないまま過ごしてしまうと、学習に時間がかかる性質上、遅れが広がってしまう恐れもあります。

少しでも早く学習障害だと認識することで、その子に合った学習方法でサポートしてあげることができるはずです。

●ライター/さとうあきこ(海外在住プロママライター)

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