ママの思いよ届け! 子どもを傷つけずに叱る「アイメッセージ」の使い方

こんにちは。ママライターのamuです。

突然ですが、お子さんを叱るとき、どのように叱っていますか?

(1)「何やってるの!」と責める。
(2)「そんなことしたら、ママ悲しい……」と伝える。

正直に言います! 私は(1)でした。ついでに「同じことを何度言わすのー!」のおまけ付きです。

意識の外のことというか、条件反射のように口から出るようになってしまっていたほど……。

でも、それは逆効果だったと知りました。ガツンと責める言い方は、子どもの耳を閉じて、心を固くするだけなのかもしれないと思いました。

心に届くアイメッセージと、相手をやっつけるユーメッセージについて、以下にまとめてみたいと思います。

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『アイメッセージ』と『ユーメッセージ』とは

アイメッセージ(相手の心に届く話し方)

臨床心理学博士で、親としての役割を効果的に果たす訓練『親業』を開発したトマスゴードンが提唱したコミュニケーションの方法で、「私」を主語にして、自分自身がどう感じているかという思いを語ること。

ユーメッセージ(相手をやっつける話し方)

「あなた」で始まるか、「あなた」がどこかに入っている話し方のこと。非難、評価、説教、指示などはユーメッセージ。相手の考え方を破壊するような影響を与えやすい。

主語を「私は〜」にすると批判的でなくなる

2つのメッセージの違いの例として、疲れて一休みしながら新聞を読んでいる父親のところに、子どもが「パパ遊ぼうよ」と近づいてきたときのことが書かれていました。

【アイメッセージによる対応】……「(私は)疲れているんだよ」「(私は)今休みたいんだよ」
【ユーメッセージによる対応】……「(おまえは)うるさいな」

アイメッセージの場合、「そうか、パパは今疲れているんだな」という事実のみを受け止めるのに対して、ユーメッセージの場合、父親の「うるさいな」の一言を「私のことを嫌っている」「私は悪い子だ」と感じやすいそうです。

自分の意見を伝える際、主語を「私は~」にすることで、批判的ではなくなるのがわかります。

・「何度言ったらわかってくれるの?」→「これは大事なことだから、あなたが覚えてくれると私は助かるよ」
・「あなたはいつも支度が遅いのね」→「私は早くあなたと一緒にでかけたいよ」
・「お兄ちゃんでしょ! 弟に優しくしなさい」→「弟に意地悪すると、見ていて悲しいよ」

イライラしているなか、そのように言うのはかなり難しいけれど、自分が言われるとしたら断然アイメッセージでお願いしたいですよね。

そのほうが、ハッと気づいて反省するし、「よし! 頑張ろう」という気持ちになります。

アイメッセージは褒めるときにも応用できる

また、このアイメッセージは、褒めるときにも応用できそうです。

例えば、子どもがテストで良い点を取ってうれしければ「エラいね」ではなく「うれしい」と言ったり、「あなたが頑張っているから、私もお仕事頑張るね!」と言ったりして、“自分が頑張ることで良いことが連鎖していく”という感覚を持ってもらうことができたらいいなと思います。

アイメッセージを使う際の注意点3つ

ただ、アイメッセージを使うときに気をつけなければいけないのが、

・「私は、あなたはいつも支度が遅いと思っている」と「私」をつけていながら、批判的な偽のアイメッセージになってしまうこと。
・「支度がいつも遅いから嫌!」と感情をぶつけるだけのアイメッセージになってしまうこと。
・「私は早くあなたと一緒にでかけたいよ」のあとに、「だから急ぎなさい」と指示を付け加えてしまうアイメッセージになってしまうこと

などです。

子どもが自分で考え、客観的に判断する余地を奪わないようできたら、アイメッセージはきっと心に届くことと思います。

【参考文献】
・『「叱らない」「ほめない」「教えない」から成績は大きくあがる 伸びる子どもに変える「たったひとつの約束」』河原利彦・著

●ライター/amu(ママライター)

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