おやつ選びも関係アリ!? 原因別にわかる「子どもの虫歯」予防法4つ

【ママからのご相談】
私も主人も虫歯が多くて困ったので、子どもは虫歯だらけにならないよう気をつけて育てたいと思っています。

甘いものをあげないこと以外に気をつけることはありますか?

a わが子を虫歯だらけにしないための4つのポイントをご紹介します。

こんにちは、ご相談ありがとうございます。歯科衛生士の鈴木ハナコです。

今回は現役の歯科医師や歯科衛生士へのインタビューを交えながら、「子どもだけは虫歯にならないようにしたい」というお気持ちに精一杯お応えしていきます!

知っておくべき、虫歯が増える4つの要素

虫歯の原因は甘いものだけだと思っていませんか?

もちろん甘い食べ物も虫歯の原因の1つではありますが、知っておくべき原因は、実は全部で4つあるんです!

『虫歯の原因は歯科医療界においては糖・歯質・時間・菌の4つの輪として提唱されています。これらの輪が重なり合う人ほど虫歯のリスクが上がります』(東京都/30代歯科医師)

160328suzukihanako

(1)第一の輪『糖』

虫歯の原因菌である『ミュータンス菌』はお砂糖が大好き。特に白砂糖などの「ショ糖」と呼ばれる糖類には要注意です。

虫歯を増やさないためにはまず“お砂糖”を口にする頻度を減らすことが大切。

チョコやクッキーなどの甘いお菓子をおやつにするよりは、お煎餅や焼き芋など昔ながらの素朴なおやつの方が圧倒的に虫歯リスクを減らすことができます。

乳幼児期から与えるお菓子に気をつけることで、後々、虫歯リスクが上がるような甘いものを食べる習慣を防ぐことができるのです。

『普段の診療では、「飴・チョコ・ガムは絶対にダメ!」と診療に来た親子に言い聞かせています。これは虫歯菌が好む糖が長く口の中に留まり虫歯リスクを高めてしまうお菓子類だからです』(千葉県/40代歯科医師)

(2)第二の輪『時間』

次に注目したいのは時間。これは糖が作用する時間のことです。

つまり、お口の中に甘いものが残り続ける時間が長いほど虫歯菌にとっては好環境、虫歯リスクが上がるというわけです。

食後一休みしたら歯磨きをする、というのはこの“時間”を管理するのにとても良い習慣です。

『たとえば、飴よりはアイスの方がお口の中に残る時間は短いですし、歯に張り付く感じのする乳酸菌飲料よりは100%フルーツジュースの方がまだ歯に与える影響は少ないです。自分の子どもに甘いものをあげるときも、常に甘いものが口の中に残り続けないようなものを選んで与えるようにしています』(神奈川県/30代歯科衛生士)

(3)第三の輪『菌』

言わずと知れた虫歯の原因菌、『ミュータンス菌』。

どんな人のお口の中にも存在しますが、生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中にはまだこの菌はいません。

主にママやパパなどと食器を共有したり、キスなどの接触によってだんだんと赤ちゃんに菌がうつっていきます。

お口の中の常在菌のバランスはだいたい3歳くらいまでに決まると言われているので、この時期まで食器の共有やちゅーに気をつけましょう!

『コップやフォーク、スプーンといった食器類の共有には特に気をつけています。ミュータンス菌だけでなく、歯周病菌もうつってしまいますよ』(愛知県/歯科医師)

(4)第四の輪『歯質』

家系的に虫歯が多い、という場合は歯質といって歯の強さが遺伝的に若干弱い場合もあります。

しかし、上記の3つに気をつけるだけでなく歯磨きをしっかりしたり定期的に歯医者へ通ってフッ素を塗ったりすることで随分と虫歯リスクが下がります。


私も実際に歯科医師として活躍していらっしゃる先生方のお子さんには虫歯が少ない! というのを何回も目の当たりにしてきました。

4つの輪を意識しながら地道に気をつけていくことでお子さんの虫歯リスクは格段に減らせますよ!

●ライター/鈴木ハナコ(歯科衛生士)

data-ad-region="1"> data-ad-region="2">
data-ad-region="2"> data-ad-region="2">

あなたにオススメの記事

パピマミをフォローする