炎上でプライバシー崩壊!? 子どもの「ネット利用」に関するトラブル6例

こんにちは。教育コンサルタントの佐藤理香です。

卒業式や入学式のシーズンを迎えました。このタイミングをきっかけに子どもにスマートフォンや携帯電話を買い与える機会も多くなります。

入学祝いにゲーム機器をプレゼント! ということもよく聞く話です。

スマートフォンなどは、大変便利な通信機器です。仕事でもプライベートでも、今や欠かせないものとなっています。

このような通信機器の普及によって、子どもたちは日々インターネットにアクセスすることが可能になってきています。

実際、「ゲーム機器として子どもに与えたはずなのに、子どもが自分の写真付きでネットに投稿していた」ということもあります。

遊びのつもりで……、操作を間違って……。

文字だけでなく画像としての個人情報も知らず知らずのうちに他人にさらされ、子どもに危険がおよぶ可能性があります。

そこで今回は、子どもを守るためのネットのルールについてお伝えしたいと思います。

子どもは何を使ってネットにアクセスしてるの?

内閣府が行った最新の「青少年のインターネット利用環境実態調査」によると、青少年の79.7%が何らかの機器でインターネットを利用していることがわかりました。

上位4つは以下の通りです。

・スマートフォン……46.2%
・携帯ゲーム機……22.6%
・ノートパソコン……20.3%
・タブレット……17.5%

番外編として、インターネット接続テレビなどもランクイン。子どもは、ボタンを押してインターネットにつながるなら何でも使うというような印象を受けました。

「中学生、高校生の話でしょ?」と思われた方、実は小学生もかなり多いことが分かっているんですよ。

小学生だけで見ても、このようなインターネットにつながる機器の普及率は86.2%! 前年から+2%です。

さらに、インターネットの利用率は61.3%。前年は53%だったのに急上昇ともいえます。

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どんなトラブルが発生してるの?

トラブルは子どもの生命に関わるものから、子ども自身が自己解決できるレベルまで大小たくさんのトラブルが発生しています。

その中でも比較的多いのが以下の6つのトラブルになります。

(1)ネットへの書き込みトラブル

SNSや掲示板などが身近になりました。軽い気持ちで書いた内容がきっかけとなるトラブルが増えています。

文字上では感情を読み取ることがなかなか難しいものです。文字だけだとキツイ印象を与えるだけでなく、一度発信した内容はなかなか取り消すことができません

「炎上」とはよく聞くことですが、文字通り、ネット上である投稿が火種となり瞬く間にコピーされて広がっていきます。

このため、「自分の投稿を削除すればいいじゃん」と思っても完全には削除できなくなり、場合によっては一生おびえることにもなりかねないのです。

(2)チェーンメールをしてしまう

不特定多数の人に同じ内容のメールを送るように求めるものがチェーンメールです。

たとえば「受験合格のお守りメールだよ。20人に同じ内容のメールを送れば幸せがくるよ!」という感じです。

このようなメールを受け取ったら、内容に惑わされることなく削除して自分のところで情報が広がるのをとめる必要があります。

またチェーンメールに添付されたファイルを開いた場合、ウィルス感染することがあります。

(3)迷惑メール・スパムメールにひっかかる

「期間限定で占い無料」などの文句に誘われメールアドレスを記入した結果、迷惑メールが突然増える場合があります。

その登録を解除しても、今度は別のところからメールが届くことも。受信拒否設定をしたり、こまめに削除を繰り返したりして対応しましょう。

「このメールが不要な方は、件名に受信拒否と書いて返信してください」などと書いてあっても返信してはいけません。さらに迷惑メールが増えてしまうからです。

メールアドレス等の個人情報を登録する前に、本当に必要があるかを確認する癖をつけさせましょう。

(4)架空請求がくる

架空請求、ワンクリック詐欺と呼ばれるトラブルです。クリックしただけで料金が請求される手口が増えています。

こんな連絡がきたら、自分だけで解決しようとせずに、必ず周りの人や相談窓口に対応をあおぐようにさせましょう。

(5)著作権・肖像権のトラブル

人には自分の容姿などを勝手に利用されない権利である肖像権があります。また、絵や文章には、それを作った人に著作権があります。

このように権利があるものを、許可をもらわずに勝手にインターネットに掲載した場合、法律違反に問われる可能性があります。

カメラ付き携帯でお友達と撮影したものをみだりにネットにアップしない、本屋さんの本をカメラで撮らないなど、権利にまつわる指導は親が行う必要があります。

(6)スマホ依存・携帯依存・ゲーム依存

スマホや携帯、ゲーム機器などへの子どもの依存者は増えていると言われています。

友達と多数の投稿やメールをやり取りするため、寝不足になったり、朝起きられなかったりするという状況です。

オンラインゲームに1日20時間以上も没頭したり、肌身離さずスマホを持ちチェックしたりしていないと落ち着かない子どももいます。

一度このような状態になってしまうと、改善するのは大変な労力が必要です。


いかがでしたか? 通信機器を持たせる前に、家庭でのルール作りをすることで依存を回避できることがあります。

『家族で話し合いを! 子どもに守らせたい“スマホの使用ルール”7か条』でもお伝えしていますので、ぜひ参考になさってくださいね!

【参考リンク】
青少年のインターネット利用環境実態調査 | 内閣府

●ライター/佐藤理香(教育コンサルタント)

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