加工食品がキケン? 必須ミネラル「リン」の働きと過剰摂取によるリスク

こんにちは。心理食育インストラクターのSAYURIです。

なんとなく体に良くはないだろうというイメージがある加工食品。

さまざまな情報がある中、今の日本人は総じてミネラルが不足しがちだとよく話題になりますが、実は日本人が摂り過ぎているミネラルがあります

今回は過剰摂取傾向にあるミネラル、リンについてお話ししたいと思います。

リンって何?

カルシウムや鉄はよく耳にするミネラルですが、リンはそんなに頻繁に聞くことがないかもしれません。

しかし、実はヒトの体において、カルシウムに次いで多いのがリンなのです。

体重の約1%が体内に存在するリンは、その85%がカルシウムと結合して骨に存在し、残りは細胞膜や核酸のいち成分として全ての細胞に存在しています

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リンの働き

カルシウムと共に骨を形成するだけでなく、食事で取った炭水化物やタンパク質、脂質がエネルギーとして代謝されるときに欠かせないミネラルであったり、細胞の成長・分化に関わったり、神経の機能が正常に働くためにも欠かせないのがリンです。

多くの日本人が摂り過ぎているリン

2013年の厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、リンの食事摂取目安量が成人男性1,000mg、成人女性800mgなのに対して、平均摂取量は成人男性で1,069mg、成人女性が913mgと若干オーバーしているものの、耐容上限量の3,000mgには達しておらず、一見、問題ないように見えますが、実はこの数値には加工食品に含まれるリンは含まれていないのです。

加工食品の添加物としてのリンはリン酸塩、メタリン酸、ポリリン酸、ポロリン酸と表示されていたり、結着剤、乳化剤、酸味料、ph調整剤と一括表示されていたりする場合もあります。

使われている加工食品はプロセスチーズやハム、ソーセージ、かまぼこなどの練りものから、インスタント麺、中華めん、だし入りの味噌や醤油、○○の素、冷凍食品、レトルト食品など驚くほど多くの食品に使われています。

リンの過剰摂取はカルシウムなどの他のミネラルの吸収を妨げたり、甲状腺の機能を亢進したり、腎臓に負担がかかり機能が低下する恐れもあるので、特に成長期のお子さんには気を付けてあげてほしいものです。

一切取らないということは不可能だとしても、加工食品は1日1種類もしくは2種類以内というような、可能な範囲でのマイルールを作った方がいいでしょう。

●ライター/SAYURI(心理食育インストラクター)

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