私がガマンすればいい? 「義親との同居」の実情&ルール作りのススメ

【ママからのご相談】
夫の親と同居することで揉めています。介護とかの必要はないのですが、子どもの世話と仕事で手一杯なのに、これ以上問題を抱えたくありません。

夫と話し合ってはいるのですが、いつもケンカになってしまいます。私が我慢をすれば丸く収まるのでしょうか?

a 我慢をするのではなく、生活全般のメリットを考えて決めてはどうでしょうか。

こんにちは。メンタルケア関係を中心に執筆しているメンタルケア心理士の桜井涼です。ご相談ありがとうございます。

親との同居に関する悩みは尽きません。お子さんがおいでで、仕事もされているのであれば、生活を乱されたくないという思いが強くなって当然です。

たとえ相談者様が我慢をして同居をしたとしても、生活や気持ちに何らかの歪みが生じてしまい、生活状況が悪くなったり、メンタル面でつらさを感じたりして、良いことはひとつもないようになってしまいます。

私は、主人の親・祖母と同居して13年になります。同居には、良い面も悪い面もあることは確かだと言えます。

私も最初は反対でした。主人とケンカになったこともありましたので、相談者様のお気持ちは本当によくわかります。

私が同居に踏み切ったのは、自分が我慢するということではありません。

メリットとデメリットを比較し、みんなにとってメリットが多いのはどっちか、デメリットで譲れないのは何かを明確にしたことにあります。

それを元に話し合った結果、同居することに至ったのです。このときの方法が相談者様の問題解決につながればと思います。

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同居のメリット&デメリット

同居することになったら、良い面も悪い面もあります。それを考えてみましょう。

【メリット】
・子どもの面倒を見てもらえる
・生活費や食費の半分近くは出してもらえる
・家事の分担をしてもらえる
・扶養に入れることで税金などが安くなる
・相談者様自身が自分の時間を持ちやすくなる
・子どもがおじいちゃんやおばあちゃんと関わることで成長に良い影響がある

【デメリット】
・何かにつけて口出しをされる
・考え方の違いから余計なことをされる
・子どもを甘やかしてしまう
・旅行など長期の外出ができにくくなる
・生活習慣の違いがある

きっとそのご家庭によってまだ出てくると思いますが、大まかなことについて書き出してみました。

メリットとデメリットを考えてみると、相談者様が同居を受け入れられるか受け入れられないかだけでなく、譲れない面などが明確に見えてくるのではないでしょうか。

考え方の違い

生活習慣の違いや環境など、さまざまなことで義親との違いを感じます。だから、口出しをされること、余計な行動を取られることがあります。

これは仕方のないことです。育ってきた環境などさまざまなことが違いますから必ず起こります。

私自身も、今でも「なんで?」と思うことがあるくらいですから、ちょっとやそっとでどうにかなるものではないです。

でも、ある程度の行動には目をつぶるようにしています。お互いの自由の境界線を守るためです。

自分の考え方の中に勝手に入り込んできて、荒らされないようにするためでもあります。そうやって、考え方の違いを乗り越えてきました。

こっちが口出しをすればあっちも口を出してきますから(逆の場合もありますね)、よほどのことでない限りは相手に任せることも必要だと考えると、楽になります。

同居前にご主人や親と決めごとをする

もし、相談者様がメリットの方が大きいから同居をすると決めたとします。

この場合は、同居前にご主人や親御さんを交えて、デメリットとなる部分の対策を決めごととして了承を得られるように話し合いに持っていきましょう。

【例】子育てに口出しをしない
対策:相談者様が叱っているときは、子どもを慰める側に回ってもいいけど、親を批判するようなことを言わないなど。

もし、同居するにあたってデメリットが大きいから同居は無理と感じられた場合は、メリットとデメリットを書き出して、ご主人とだけ話をしましょう

そうすることで、お互いの気持ちや本音を引き出すことができます。

ただ「同居するのは嫌だ」では、ご主人も納得することができないでしょう。自分の親を批判されたように感じてしまうだけです。

どんなデメリットがあって同居が嫌なのかを具体的にしましょう。場合によっては解決策が見いだせることがありますので、やってみる価値はあると思います。


決して、自分だけが我慢すればいいという考えで話を進めないでいただきたいです。相談者様が考えた通り、その考え方が楽かもしれません。

しかし、それは今だけです。それより、話し合いの材料を集めて、話し合いを持った方がいいと思います。

同居問題は、今逃れてもあとから再発する問題です。話し合いの材料を用意してから話し合った方が、大ゲンカに発展させずに話し合うことができます。

【参考文献】
・『嫁姑が幸せになれる100の知恵』大原敬子・著

●ライター/桜井涼(メンタルケア心理士)

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