小さなサインに気づいて! 忙しい親が子どもに愛情を伝えるコツ

【ママからのご相談】
最近、子どもがたくさん喋れるようになり、会話らしいものもできるようになってきました。

しかし、忙しくて十分にコミュニケーションを取れている自信がありません。

話しかけられても「後でね!」と、つい後回しにしてしまうことも多いです。本当はちゃんと関わってあげるべきと思っているのですが、難しく、悩んでいます。

a 「関わりたい気持ちがある」としっかり伝わる姿勢を心がけましょう!

こんにちは、ライターの佐原チハルです。

“会話”って、きちんとしようと思うと難しいのですよね。特に言葉を覚えたてのお子さんが相手の場合、“仕事や家事をしながら話す”というのが難しいことも多いです。

時間と意識を常に100%お子さんに向けていることは、残念ながら不可能です。

しかし、ポイントがあって、やはりお子さんからの呼びかけに“応答”することは、心理的な発達のためにも大切なことのようなのです。

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“応答”ってなに?

“応答”とは、発信を“受け止めて”、“反応を返す”ことだそうです。

『小児精神科医ママの子どもの心を育てるコツBOOK』によると、“応答”には“返事をする”などの言葉によるもの以外にも、“笑みを返す”“気持ちを応援する”“看病する”など、さまざまなものが当てはまるとされています。

また、応答は“子どもの合図を目にする”“合図を正確に読み取る”“(すぐに一貫した効果的な方法で)子どもの抱える必要性を満たす”という3つのステップで考えられているそうです。

子どものニーズに対し“応答”することで、子どもは保護者とのあいだに“基本的信頼感”を持つことができ、“自己肯定感(自尊感情)”を育てることができるようになるとされています。

特に気づいてあげたい“子どものサイン”とは

子どもからの発信の中には、特に“応答”すべきものがあり、その代表的なものが「甘えたい」「自立したい」「話したい」気持ちだそうです。

「甘えたい気持ち」は、不安を解消したいという気持ちと共通していることがあります。

そのようなサインを見せてきたときに、声をかけたり、スキンシップを返したりすることで、子どもは親への信頼を深められるそうです。

「自立したい気持ち」を守ってあげることで、子どもはやがて“成功体験”をつかむことができるようになります。この“成功体験”は、子どもの自信・自己肯定感につながります。

「話したい気持ち」に応えるときにも注意が必要です。

気のないそぶりで相づちを返すだけだったり、親が言葉を奪ってしまったり(一方的に話したり、決めつけたり、押し付けたり)するようでは、子どものニーズは満たせません。

子ども自身が「自分の気持ちを伝えられた」と実感できることが大切なのだそうです。

機会確保が難しいときも、子どもの気持ちを守る努力を!

忙しい中では、たとえ上述の3つのサインに絞ったとしても、完全に“応答”することは難しいことかと思います。

いつも“しっかりとした時間をかけられる”環境にあるという人は、ほとんどいないことでしょう。

そんなときは、「あなたの気持ちに応えたい気持ちはちゃんとある」「ないがしろにしたいわけではない」と、言葉と態度の両方で、できる限り伝えるようにすることが大切です。

「あなたを大切にしている」という保護者からの気持ちは、子どもにとってはとても重要なものです。

忙しい中でも、子どもがそれらを疑いなく感じられるようにしていたいですね。

【参考文献】
・『児童精神科医ママの子どもの心を育てるコツBOOK』白尾直子・著

●ライター/佐原チハル(フリーライター)

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