抱っこで腱鞘炎!? 子育てママが悩まされる「手首の痛み」の緩和法

【ママからのご相談】
もうすぐ3か月になる子どもがおります。最近赤ちゃんを抱っこしていると手首に違和感があるのですが、病院にかかるほどではないので放置していました。

するとここ数日で急に痛みが強くなってきて、箸を持つのもつらいほどになってしまいました。

どんなに痛くても赤ちゃんを抱っこしなくてはなりませんし、家事もあるので本当に困ります。

これは何かの病気なのでしょうか? なかなか病院に行くこともできないので、対処法があれば知りたいです。

a ほとんどの場合、腱鞘炎や関節炎です。対処法をご紹介します。

ご相談ありがとうございます。ママライターのあしださきです。

産後の手首の痛みはつらいですよね。私自身もそうですし、子どもの幼稚園で出会ったママたちに聞くと多くの方が子育て中の手首の痛みを経験していました。

これはもう“育児ママあるある”のひとつでしょうか。とはいえ、毎日の生活に支障をきたすほどの痛みは見過ごせませんよね。

今回は、産婦人科医の先生の見解を交えながら、今すぐできる対処法についてご紹介していきたいと思います。

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“手首の負担”は子育てママの8割が感じています

株式会社サイプラスは、5歳までの子どもを持つ20歳から49歳の女性300人を対象に「家事・育児による手首の負担」に関する意識・実態調査を行いました。

調査の中で、「家事・育児をしていて、手首に負担がかかっていると感じたことがありますか?」という質問に対して、78%が「ある」と回答しました。

同様に「手首に痛み、違和感を感じたことはありますか?」に対しては、61%が「ある」と回答。

これらの人に対し、「どのようなシーンで痛みや違和感を感じますか?」と質問すると、86%が「子どもを抱きかかえるとき」と回答しています。

赤ちゃんが誕生してすぐに、24時間フル回転のお世話が始まります。

授乳やおむつ替え、泣いている赤ちゃんをあやすための抱っこ、沐浴……また抱っこ……。

そうした中で、手首に負担がかかっているのでしょうか。川島産婦人科医院、院長の生駒美穂子先生による見解では、

『出産後に起こる手首などの痛みは、ほとんどの場合腱鞘炎や関節炎です。これは、授乳やおむつ替え、赤ちゃんの抱っこなど、今まで慣れていないことを毎日繰り返すのが原因。お母さんの手首に負担がかかって、炎症を引き起こしている状態です』

とのこと。

痛みがあるときの対処法

では、痛いときはどのようにしたらいいのでしょうか。

生駒美穂子先生によると、『痛みがひどい場合は、まず冷却してください。湿布を使っても良いですね。症状が長期に渡る場合は、逆に温めてみてください』ということです。

また、上手な赤ちゃんの抱き方もあるそうで、『腱鞘炎の悪化を防いだり予防したりするためには、赤ちゃんの抱き方に注意してみてください』ということでした。

手首に負担のかかる抱き方

首が据わっていない時期はどうしても手首を使って頭を支えてあげようとしがち。

しかし、赤ちゃんの頭を手首で支えようとすると、力が入りすぎて腱鞘炎の原因になってしまいます

手首に負担の少ない抱き方

手首ではなく腕全体を使って抱きかかえるように。手首に力を入れず、紙コップを持ってコップがつぶれないくらいの力加減で。


いかがでしたか? これから赤ちゃんもぐんぐん成長して重くなっていきます。

手首への負担が増える前に、上手な抱き方を覚えてみるのもひとつの策ではないでしょうか。

もちろん、気になる症状が長引く場合は産科や整形外科に相談してみてくださいね。

【参考リンク】
子育てママの“手首の負担”事情 | 株式会社サイプラス

【参考文献】
・『赤ちゃん Bonjour ach(2016年3月号)』赤ちゃんBonjour ach編集室・編集

●ライター/あしださき(元モデル)

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