バス待ちの会話でイラッ! ママの気分をコントロールする「感情の法則」

【ママからのご相談】
幼稚園児の娘がいます。幼稚園バスを待っているときに、同じバス停のママ友との会話が苦痛です。

愚痴や自慢話などを聞くとイライラしてしまい、そのままの感情で1日を過ごすこともあります。

すぐに腹を立ててしまう自分のことも嫌です。どうやったら、気分を切り替えて、イライラしない自分になれるか教えてください。

a 感情は移ろいやすいもの。

ご相談ありがとうございます。ママカウンセラーの赤井理香です。

ふとしたきっかけで落ち込んだり、腹を立てたり……。“感情”の扱いづらさを感じることは、特別なことではありません。

たくさんの方が、そんな移ろいやすい感情をコントロールしたいと願うからこそ、テレビの特集でも、書籍でも、“感情”に関係するテーマがたくさん扱われているのです。

ご相談者様のように、人との会話がきっかけで負の感情にとらわれてしまうことは多々あるものです。

今回は、そんな、移ろいやすい感情の正体を知り、コントロールする方法について、精神科医の和田秀樹さんの著書『感情的にならない本』からお伝えします。

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不快な感情は放っておく

神経症の治療法として世界中に広まっている森田療法には、『感情の法則』と呼ばれる考え方の中には「感情は放っておけばだんだん収まってくる」という法則があるそうです。

本書の中で、和田さんは森田療法について下記のように説明しています。

森田療法の基本的な考え方は「あるがままに」ですから、腹をたてることも悔しがることも、他人を憎いと思うことも、あえて否定はしません。どれも感情の仕業ですから、あるがままに放っておけばいいと考えるのです。
実際、「怒るな」といわれても無理です。「悔しがるな」「他人を憎むな」、あるいは「嫉妬するな」「疑うな」「悲しむな」、すべてムリです。
理性では、そう言った感情が少しもプラスにならないとわかっていても、わたしたちつい感情的になってしまいます。

不快な感情になったときに、その感情にとらわれてしまってずっと嫌な気分のまま過ごしたり、自分や他人にダメ出しをして落ち込んでしまいがちですが、自分の感情を“あるがまま”受け入れると決めることで、ふっと肩の力が抜けて楽になる気がしますね。

変えられるところから変えると感情が変わる

本書の中で、『こころの器は小さい』と明言しています。小さいからこそ、感情が入れ替わりやすく、ちょっとしたことで、またいい感情に変わるのだと伝えています。

では、具体的には不快な感情になったときにはどのような行動をすれば良いのでしょう?

つまり感情にふり回されるというのは、姿かたちのないものにふり回されているのです〜中略〜そういう場合は放っておくしかありません。
そして、考えれば答えの出ることや、動けばかたちになることから手をつけるしかないのです。これは、変えられるところから変えていこうとすることです。

本書の中で和田さんは、感情は放っておいて、

・仕事や作業をする
・人と会う
・どこかに出かける
・予定を立てる
・整理する

など、動けば結果が出ることをとりあえずやってみることを勧めています。

確かに、考えすぎて悪感情にとらわれるよりも、今目の前にあることを一つずつ片付けたり、気の置けない友人と会うなどの行動を実際に起こす方が、ずっと気分が変わるのが早そうですね。

不快の感情を放っておき、今できる“行動”をする

筆者自身も、悩んだときに掃除をしていると、部屋がキレイになるころにはすっかり気分が変わり、悩んでいたことが気にならなくなっていることがよくありました。

自分がどんな感情を持つかは自由ですし、それについて否定したりされたりするものではないのです。

ただ、不快な感情を持ち続けてしまうことで、こころのバランスを崩したり、人間関係の悪化につながります。

なんらかのきっかけで不快な感情が湧きあがったとしたら、その感情はそのまま放っておき、今、できることに集中することで、小さなこころの器に占める不快の感情は外に出て、気分を切り替えることが容易になるのですね。

【参考文献】
・『感情的にならない本』和田秀樹・著

●ライター/赤井理香(働くママ応援家)

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