失敗してもOK! 小学校入学前に子どもの不安を解消する接し方

【ママからのご相談】
32歳、2人の子の母です。長男が小学校へ入学します。でも、おっとりしている性格なので、ちゃんとやっていけるのか心配です。

幼稚園ではおもらしをすることもあったので、学校へ行ってからも失敗をしてしまうのではないかと不安でいっぱいです。

a 安心感を言葉と表情で伝えて、お互いに安心し合いましょう。

こんにちは。メンタル関連を中心に書いているメンタルケア心理士の桜井涼です。ご相談ありがとうございます。

相談者様もお子さんも、小学校への期待と不安でいっぱいの時期でしょう。

それに加え、相談者様には卒園の準備や謝恩会での余興練習、入学の準備などがあり、毎日お忙しくされていることと思います。

そのような中での心配事は、尽きない悩みと言っても過言ではないでしょう。

ここで大事なのは、お子さんに安心感を与え、新しいことが始まることに対しての余計な不安感を持たせないことになります。

そう言葉にして会話を持つことで、相談者様の心にもポジティブなイメージを持つことができるようになります。

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安心感と楽しみを大事にする

お子さんもこの時期は楽しみにしている気持ちが大きいですが、それとはまた違った不安を感じることもあります。

・学校へ歩いて行けるか
・給食を食べられるか
・お友達ができるか

などのことを考えることがあります。

ここで、相談者様は“楽しい生活が待っている安心感”を言葉と笑顔で伝えましょう

お子さんは、「一番の味方であるお母さんがそう言うなら……」と安心を持つことができ、学校へ行くための準備も進んでやれるようになります。

「こんなことしたら小学校には行けないよ」などといった言葉を言ってしまう方もいるようですが、お子さんの不安感をつのらせ、楽しみを半減させてしまうことになりますから、よくありません。

失敗してもいいことを伝える

おもらしをすることや、忘れ物をしてしまうことがこれから出てくる可能性があります。

でも、こういった失敗から学ぶことが多いのです。親が全てにおいて先回りをしてしまうと、子どもは学ぶ機会を失ってしまいます。

経験から学んだ方が身につくことが多いことは、相談者様をはじめとする大人が一番よくわかっているはずです。

自ら忘れ物などをしないようにするために、最初はお手伝いをしてもいいのです。

しかし、それも最初の数回までにして、あとはなるべく自分でできるように促しましょう。

ただ、おもらしに関しては、いじめの対象になるのではないかと心配になるかと思います。

おもらしの場合は、担任と副担任、養護教諭が連携して対処してくれます。その後のフォローもです。

心配をする気持ちから、「おトイレは絶対に行ってね!」と脅すような言い方は逆効果となってしまいます。

声をかけるなら、「もし失敗したら先生に助けてもらってね。失敗しても大丈夫だからね!」と、“失敗しても問題ない”ことを伝えた方がいいでしょう。

安心してトイレに行くことができたり、恥ずかしがらずに先生に「トイレに行きたい」と伝えたりするようになります。

私の娘も1年生になった3学期に体育館でおもらしをしてしまいました。「トイレに行くかどうか迷った」と言って泣きながら帰ってきました。

でも、先生たちの連携プレーで娘へのフォローをしてくれたおかげで、いじめられるということはありませんでした。

絶対にやっておきたい! 通学路チェックは一緒に

心配のひとつである登下校は、卒園式が終わってからでも、朝や夕方の時間帯に一緒に歩いて練習することが必要だと思います。

入学して1週間は、家の近くまで先生が歩いて練習をしてくれます。

でも、その前に親と練習を数回しておくことで子どもは安心できるのです。

また、危険な箇所や車通りの状態を親も把握することができますので、このチェックは省かないで子どもの目線で見ながら行ってほしいと思います。


入学にあたり、不安を抱えていらっしゃるでしょう。新入学の親御さんにとって、今は大変忙しい時期です。

今この大事なときを「忙しいから」という気持ちだけで何もしないのはもったいないです。

しっかり時間配分をして、今お子さんにとって必要なことに手をかけてあげていただきたいと思います。

ご相談ありがとうございました。

【参考文献】
・『ほめるとき、叱るとき、諭すとき、最強の子育て思考法』和田秀樹・著

●ライター/桜井涼(メンタルケア心理士)

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