オーバーな態度はNG? 体験談に学ぶ「子どもの心に響く」褒め方とは

こんにちは。ライターのNANARUKAです。

みなさんは子どもを褒めるときにどんな言葉をかけていますか? 年齢や能力、その子の性格によって、褒め方や声かけは異なりますよね。

言葉などあえて選ばず、その瞬間の感情のままに表現することも多いでしょう。

たとえば、「すごいじゃない!」「上手だね」「やったね!」などという言葉とともに。

小さい子どもに対する褒めとは、「ブランコを自分でこげるようになった」、「ジャングルジムのてっぺんまで登れた」、「縄跳びができた」など、昨日までできなかったことができるようになった喜びを、「すごいね!」「頑張ったね」と親子で“共感する”ということ。

しかし、子どもが大きくなるにつれ、声のかけ方、言葉の選び方は変えていくように心がけてみましょう。

「褒めて伸ばしたい」「子どもの話はしっかり聞こう」と思っていたのに……

ある日、小学生の娘とこんなやり取りがありました。

「ねぇママ、聞いて聞いて~」子どもって、大人が忙しいときに限って、こんなふうに話し出すものなんですよね。

その日も食事の支度の真っ最中に、「今日図工でね、○○っていうのを作ったんだけどね、材料がね……」と、工作を作り上げるまでの手順をノンストップで話し始めたので聞いていると、図工の時間がとても楽しくて作品も満足いく仕上がりだったのがうれしかったようなので、「すごいね! 頑張ったんだね!」と、ちょっと感激した雰囲気を作りながら言葉を返しました。

子どもの話にはなるべく耳を傾けたいし、褒められたことを次の自信に変えてほしいとも思うので……。

ところが、当の娘はあまりうれしそうではないのです。それからしばらく経って、また同じような状況がやってきました。

「あれ? まただ。しっかり顔を見て褒めてるのに、あまり満足いってないみたい……」どうしてだろう?

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“どんな褒め方をされたらうれしいか”に気付いた出来事

それから少し経ったころ、今度はこんなことがありました。

下の子のお気に入りのズボンの膝に穴が開いてしまったので修繕をしました。

ただ塞ぐのも味気ないので、穴の部分に赤白の当て布をして口に見立て、目を縫い付けてモンスターの顔をパッチワーク。

輪になっている膝に細かく針を刺すのはとても大変だったのですが、それを見た娘が、
「わぁ! かわいい! この目のところどうやってやったの? この歯はどうなってるの?」と目を輝かせながら尋ねてきたのです。

一番苦労した部分に興味を持ってくれた娘に気付かされ、答えが見えた気がしました。

子どもが本当に求めているものとは?

娘が私を褒めてくれた言葉によって、子どもの自信につながるものとは単なる褒めではないということ、評価や賛辞よりも大切なことは興味を持って過程を知り認めてあげる心だとわかりました。

親野知可等著『親ががんばらないほうが子どもは伸びる』の中で、

人間の見る目には限界があって、結果だけ見てもその人の努力の過程はなかなか見抜けない

とあります。そのため、「褒める前にできるだけ注意深くそこを見極めなければならない」のだそうです。

子どもの成功はオーバーリアクションで褒める、ということがあたり前として染みついていた自分が少々恥ずかしくもありました。

子どもが幼いうちはそれでよいかもしれませんが、成長するにつれ、心に響く言葉と態度が必要で、むしろ親は子どもが幼いうちから、その子がそれをやり遂げるにあたり、どこに力を入れて、どこに思い入れがあるのかということをわかってあげる努力が必要だと感じました。

“ツボ”を押さえられた子どもの充足感あふれる笑顔、一所懸命に話を伝えようとする姿はほほ笑ましいものです。

同じような場面を体験したことのあるお父さん、お母さん。次はぜひ“過程を知る”ということを意識して褒めてみてください。

【参考文献】
・『親ががんばらないほうが子どもは伸びる!』親野智可等・著

●ライター/NANARUKA(フリーライター)

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