食べる時にピリピリする!? 冬でも起こる「ヒスタミン中毒」の症状と対策

こんにちは。ママライターのマフィーです。

食べ物アレルギーはないのに、魚を食べた子どもの体にじんましんが出た! ということはありませんか?

青魚や赤みの魚を食べることで起こるヒスタミン中毒。

これは食中毒の一種ですが、実は夏場だけではなく、気温の低い冬でも起こりうる中毒症状です。

そして、経験がなければあまり耳慣れない言葉ですが、平成20年度には学校給食においても、3件のヒスタミンによる食中毒が発生しています。

実は子どもにとっても、身近にある食中毒です。

子どもに症状が出てしまうと、とっさのことにあたふたしてしまうこともあるはず。ヒスタミン中毒ってどんなものなのかを解説します。

ヒスタミン中毒とは

ヒスタミン中毒は、アミノ酸の一種であるヒスチジンから、微生物(ヒスタミン産生菌)によって産生蓄積されたヒスタミンによるアレルギー様食中毒です。

ヒスタミンは、ヒスチジンを多く含む魚が、常温で一定期間放置されると生成されて蓄積します。

具体的には、20度から25度以上の温度で多く繁殖すると言われています。

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ヒスタミン中毒は、食後数分から約60分後に

・口の周りや耳たぶの紅潮
・頭痛
・じんましん
・発熱

などの症状が出ます。多くの場合、6時間から10時間ほどで回復します。

ヒスタミンを多く含む魚は、マグロ、カジキ、ブリ、サバ、イワシ、アジ、サンマなど、食卓に登場することも多い魚。

秋口から冬にかけて食べることの多い魚も含まれています。

そして注意しなければいけないのは、一度産生されたヒスタミンは、加熱によっても分解されないということ。

「常温で放置していても加熱すれば大丈夫」と思っていても、ヒスタミン中毒の危険性は消えません。

子どものヒスタミン中毒の実例

お正月にヒスタミン中毒になった友人の子ども。

スーパーで購入した魚を使って調理をして食べたところ、直後から体調不良を訴えはじめ、顔の紅潮や腫れ、嘔吐などの症状があったといいます。

食べたのは夜で、翌日には胸やけや顔の紅潮などの症状は緩和されましたが、顔の腫れが治ったのは24時間経過した後だったそうです。

未就学児の子も同じものを、ほぼ同じ量食べたのにもかかわらず、症状が出たのは小学低学年のその子だけ。

もちろん、“食べたものが多くヒスタミンを含んでいた”ということも考えられますが、その日の体調や疲労具合も左右されるのかもしれません。

ヒスタミン中毒を防ぐためには

ヒスタミン中毒を防ぐためには、どのような対策をすればよいのでしょうか。家庭でできる対策は、

・新鮮な魚類を購入する
・買った魚はすぐに冷蔵庫に入れる(室温放置しない)
・食べたときに舌先やくちびるがピリピリする場合は食べない

『学校給食におけるヒスタミン食中毒の予防方法』でも同じように、

・食材の選定時
・調理時
・検食時

の異味異臭その他の異常がないか十分な確認を行っています。

冬場は特に、寒いからいいかと、生魚を購入してもすぐに帰宅せずに公園に立ち寄ってしまったり、車の中に放置してしまったりということがありがちですが、油断は禁物です!

症状が出てあわててしまう前に、しっかりと対策をしましょう。

●ライター/マフィー(ママライター)

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