ミルクから日焼けまで!? 子どもが「やけど」しやすいもの10選

【ママからのご相談】
3歳の子どもがいます。先日、子どもを近くで遊ばせながらアイロンをかけていました。

アイロンをアイロン台に置こうとしたときに、子どもの足先にアイロンがあたってやけどをしてしまいました。
その後みるみる悪化し、病院に駆け込むことになってしまい、本当に恐怖を感じました。

子どもも3歳になり、物事もだいぶわかってきたので完全に油断してしまったと反省しています。

今後のためにも、子どもはどんなものでやけどをしやすいのかを教えてください。

a 熱くなるものなら何でも危険です!

ご相談ありがとうございます。教育コンサルタントの佐藤理香です。

お子様は病院に行かれたとのことで、とても心配でしたね。

子どもは大人よりも皮膚が薄く、体の表面積も小さいので、やけどをしてしまった場合の危険性が高くなります。

赤ちゃんの場合は、体の表面積の10%のやけどを負うと、命に危険な状況になってしまうともいわれており、すぐに医療機関の受診が必要です。

こんな状況にならないためにも、やけどは未然に防ぎたいものですよね。

そこで今回は東京都の調査結果から、子どもがどんなこと、どんなものでやけどをする危険があるのかをお伝えします。

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やけどの危険! 上位10位

調査の結果、こんなものでやけどをしそうになった! という回答から、上位10位のものを列挙します。

(1)食べ物・飲み物

これは圧倒的な1位です。

熱湯だけでなく、哺乳瓶のミルクの温度、スープなど、乳幼児に与えるときは大人が温度を確認しましょう。

(2)据え置き型調理器具

これは何だろう? と思われた方が多いと思います。

これは、ガスコンロやIHクッキングヒーターなどの調理器具です。

料理中やコンロに火を付けたままその場を離れるときなど、十分に気をつけたいものです。

(3)花火

花火は主に夏場に使われるものです。それなのに3位のランクイン。

短いシーズン中に多くのやけどが発生しやすい状況であることがわかります。

花火本体だけでなく、ろうそくにも注意するなど、必ず大人と一緒に行いましょう

(4)卓上調理器具

これも何かな? と気になるものです。カセットコンロやホットプレートを指しています。

卓上調理器具はいつもの食卓とは違った雰囲気になるので、子どももテンションがあがります。

ちょっと触れただけなのに大やけどということもありますので、子どもには触れさせない、近くには置かないなどの工夫が必要かもしれません。

(5)炊飯器

蒸気に触れる、フタを開けてしまう、ご飯をよそっているときに手を出すなど、炊飯器の事故も多いようです。

(6)アイロン

ご相談者様のケースと同様に不意に触れてしまうケース、片づける前のアイロンを冷ましている間に子どもが触ってしまうケースなど、本体に接触することに注意が必要です。

(7)シャワー、蛇口・カランなど

これは多くの人が経験したことがあるかもしれません。

シャワー途中で突然お湯の温度が熱くなる、蛇口の配管に触れたら熱かった、水の蛇口をひねったと思ったらお湯をひねっていたなどです。

(8)飲食店の食べ物

麺類や汁物が思った以上に熱かった、鉄板の器を触ってしまった、飲み物をこぼしたなど、外出先では予想することが難しいこともあります。

取り分ける前に時間をおいたり、大人が取り分けるなど臨機応変に対応したいものです。

(9)日焼け

「プールや海で遊んでいて」というのが多数でした。

日焼けは、気がついたら赤くなり熱をもっていたり、子どもが、「痛い! 痛い」と言っているなど、他のやけどに比べるとゆっくり進むので要注意です。

(10)屋外にある金属製品

これは、公園の遊具などを意味しています。

夏の日中、公園に行ったら滑り台がとても熱くて滑れなかった! という経験はないでしょうか?

特に夏場は屋外にある金属部分が太陽光に照らされて熱くなりがちです。

慣れない場所で不用意に裸足で遊んだらやけどをしたなんてことにならないように、大人も注意してあげましょう。

親の意識

子どもにやけどをさせてしまった要因として、親が、「子どもの手が届くと思わなかった」、「(やけどの原因となったものが)やけどをするようなものと思わなかった」など、親の想定を超えたところでも発生していることがわかっています。

子どもの手の届くところに熱いものを置かない、子どもの行動に注意を払うなど基本的な対応をとることはもちろん必要です。

それでも思ってもみない行動や物・場所でやけどが発生している現状もあるのです。

子どもの成長に合わせ、改めて身の回りの物に危険がないかチェックしていく必要がありそうです。

また、やけどの危険が少ない製品(倒れたら自動でスイッチが切れる、倒れてもお湯がこぼれない、高熱の蒸気が出ないなど)を選択し、子どもの周りのリスクを減らすことも大切だと思います。

さらに、子どもの成長に応じて、やけどの危険や製品の正しい使い方について説明し、子ども自身でやけどを防げるように教育していく必要もあると思います。

●ライター/佐藤理香(教育コンサルタント)

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