ゲームのせい? 運動能力が老人並みになる「子どもロコモ」の恐怖

こんにちは。メンタルケア関係を中心に執筆しているメンタルケア心理士の桜井涼です。

最近は子どもにもロコモティブシンドロームが増えてきていると、学校で養護教諭をしている友人から聞きました。

正直に「怖い」と感じましたので、ぜひお子さんのいる皆さんにも知ってもらいたいと思います。

子どもロコモティブシンドロームとは?

日常生活の中で必要な動き(靴下をはくなど)が難しくなってくる状態のことで、運動機能が低下しているために起こります。

これが『ロコモティブシンドローム』です。

子どもの場合、転びそうになったときや、跳び箱などでとっさのときに手をついて体を支えることができなくなります

本来は、高齢者によく見られるものですが、近年になって子どもにもこの症状が起こっていることがわかりました。

2012~2013年、埼玉県で『子どもロコモ』の調査が行われました。
※対象:幼稚園児から中学生まで(計1,343人)

(1)5秒以上の片足立ち
(2)足の裏を床につけてしゃがむ
(3)体前屈で指先を床につける
(4)両手を真上に上げる

以上の4項目のうち、1つでもできない子どもの割合は約4割という結果でした。

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子どもロコモの原因

現代はゲームなどの遊びが中心で、外遊びをあまりしなくなったことが大きな要因になっていると言われています。

しかし、それだけではありません。

生活が便利になってきたことで、簡単な動作を行う機会が減ってきていることも原因としてあげられるでしょう。

要するに、運動不足が体の機能低下につながっているということです。

また、朝食を食べない、栄養バランスが悪いなどの食生活の乱れも原因としてみられています。

ファーストフードや、出来合いのお総菜など、自宅で作るよりも簡単で、すぐ食べられるものが多く売られています。

こういった食事が続けば、栄養不足や偏りは子どもの体にやってきます。

肥満やかくれ肥満になってしまうことも往々にしてあると言われています。

このような生活習慣の劣化も子どもロコモにつながる要因の一つとなります。

自宅でできる対策

まずは、お子さんが『子どもロコモ』でないかを確認することから始めましょう。

埼玉県で行われた調査の(1)~(4)まで全てできるかどうかが、目安になります。

また、姿勢をチェックすることも見極める大切なポイントです。

壁を背にして立ったとき、頭からかかとまでが全てくっつくことができるかを見てみましょう。

あごが出たり、猫背になっていたりする場合は、正しい姿勢を身につけられるようにすることが大切です。

日々の生活の中で、体を動かす遊びを中心とした生活をさせるようにしましょう。

しかし、お住まいの地域やご家庭の事情でそうできないこともあるかもしれません。

そんなときは、筋トレや柔軟体操、学校でも行っているラジオ体操などを日常生活に取り入れてみるだけでも運動習慣になります。

おわりに

悪い生活習慣によって引き起こされる子どもロコモは、簡単な運動を取り入れるなどすることで予防することができます。

お子さんにだけ運動をさせるのではなく、親子でやる方がいいです。

親がやらないものを子どもがやろうとすることはありません。

一緒にやるということがポイントです。

運動機能を検診に追加する項目としている学校も出てきているようです。

子どものうちから骨や筋力の低下に注意していくことが必要な時代と考え、子どもロコモを防いでいきましょう。

【参考リンク】
子どもとロコモについて | 全国ストップ・ザ・ロコモ協議会

●ライター/桜井涼(メンタルケア心理士)

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