寝る時間がズレまくり!? 「概日リズム睡眠障害」の症状と改善法

【女性からのご相談】
近ごろ、眠る時間が徐々に後退していってる気がします。

1か月前には1時には寝ていました。でも3週間前は2時、2週間前は3時、そしてここしばらくはついに朝が白み始めるころに眠るようになってしまいました。

でも、きちんと眠ることはできるので、病院に行くのもためらってしまって……。これも睡眠障害なんでしょうか?

a 睡眠障害は不眠だけじゃない! 症状的には睡眠障害の可能性あり!

こんにちは、健康ライターの鍋谷萌子です。

睡眠障害というと、多くの人が、『不眠症』を思い浮かべるでしょう。

たしかに不眠症は深刻な問題です。

しかし睡眠障害には、ほかにもいろいろな種類があります。

相談者様のケースは、『概日リズム睡眠障害』にあたるかもしれません。

これについてみていきましょう。

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眠る時間がずれていく……概日リズム睡眠障害とは

時間は24つに区切られ、その周期でまわっています。

しかし、概日リズム睡眠障害の状態になると、このような“24時間周期”に自分をうまくあわせることができなくなります。

どのような形で現れるか、というのは個人差があります。

『睡眠相前進症候群』……眠る時間も起きる時間も遅くなる、眠る時間も起きる時間も早くなる
『非24時間睡眠覚醒症候群』……毎日少しずつ起きる時間と寝る時間がずれていく
『不規則型睡眠覚醒パターン』……眠る時間も起きる時間も不規則で、まとまった時間眠れるかどうかもわからない

これらは『内的性概日リズム睡眠障害』と呼ばれています。

それ以外にも、不定期のシフト制勤務やいわゆる“時差ボケ”などによって起こる『時差症候群及び交代勤務睡眠障害』というものもあります。

概日リズム睡眠障害が起きる原因は生活習慣にもある

概日リズム睡眠障害が起きる理由は、実にさまざまです。

シフト制勤務をすることで体の調整ができないことを原因とすることもあれば、ストレスなどのような“心”が原因となるケースもあります。

生活習慣の問題で、“いつも夜遅くに寝ている”ということが原因となることもあるでしょう。

また、外から入ってくる“光”は人間の睡眠を左右するため、これも大きな原因となっています。

概日リズム睡眠障害に限った話ではありませんが、睡眠障害の場合、原因がはっきりわかるケースばかりではありません。

複合的な要因が絡み合い、結果として睡眠障害が引き起こされているケースもあります。

概日リズム睡眠障害を改善する方法

概日リズム睡眠障害の原因は一つではありませんが、もっとも大きな刺激は、“光”であるとわかっています。

そのため、望ましい時間に光を浴びることが、概日リズム睡眠障害の改善には重要です。

初めは少しつらいかもしれませんが、一般的な時間に起きて、朝の光をしっかり浴びるようにします。

また、これは“いつも、毎日、同じ時刻”に行うことで、より効果を実感しやすくなります。

睡眠薬などは、禁忌というわけではありません。しかし、医師の診断を受けてから服用するようにしてください。

●ライター/鍋谷萌子(フードアナリスト)

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