勉強の理解力がUP!? 子どもに「問題文の音読」をさせる効果とは

こんにちは、現役塾講師の福嶺美優です。

塾講師をしておりますと、子どもに問題を音読させるだけで質問点が明確になったり、問題を読むうちに子ども自身が解き方をひらめいたりすることはよくあります。

そこで今回は“問題文の音読の効果”をご紹介します。

思考の整理に役立つ

子どもから問題の解き方を聞かれたら、まずは子どもに問題文を音読させます。

すると思考が整理され、その問題に対しての分からない点が明確になります。

そもそも問題の読み方が分かっていない、問題の意図が分からない、途中で解き方が分からなくなっているなど、子どもの「分からない」にはたくさんの段階があります。

“問題の意味が分からない”ために解けないときに、音読をすることで思考が整理され、問題の意味を理解し自力で解けることも少なくありません。

隂山英男さんは著書『学力は家庭で伸びる』の中でこう述べています。

一読しただけでは、何を問われているのかがわからない算数の問題も、何度か声に出して読んでいるうちに問題の意味がわかるようになることがあります。

黙読で知らず知らずのうちに読み飛ばしていた情報が、音読で一字一句口に出して読むことで飛ばされず、また耳からも入ることで理解を深めることにつながります。

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つまずいている部分が分かる

問題のどこがわからないのか子どもに聞いても、子ども自身何がわからないのか説明できないことも多いもの。

それが音読によって、どの段階でつまずきがあるのかを明らかにでき、また本人自身にもどこが分かっていないのか自覚させることができます。

最初から最後まで大人が説明し教えることは逆効果になることもあります。

説明を聞いて理解しただけでは、子どもは解ける気になってしまい、結果としてテストなどで解けないことは珍しくありません。

そこで一度問題の音読をさせ、どの部分から分からないのか見極めることが大切です。

隂山さんは前出の著書の中でこう述べています。

自信をもって読めるようになると、わからないところが少しずつ整理されてくるんです。つっかえやすいところが、つまずきのポイントです。そこがしぼられると対策も立てられるようになるのです。

音読をさせることで、子どものつまずいている箇所が分かるわけですね。


いかがでしたか。音読にはさまざまな効果が期待できそうです。ぜひ参考にしてみてください。

【参考文献】
・『学力は家庭で伸びる』隂山英男・著

●ライター/福嶺美優(現役塾講師)

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