イヤイヤ期2歳児のしつけポイント3つ

【ママからのご相談】
1歳半の娘は、コップの水をわざとこぼしたり、ティッシュペーパーを全部出したり、引き出しの中をぐちゃぐちゃにしたりと、毎日いたずらばかりします。注意しても全く直らず、イライラしてしまいます

「ちゃんと叱らなければ」という思いと、「まだ小さいから」という思いがあり、娘が同じことをしても、叱る時とそうでもない時があり、しつけに一貫性がありません。子どもがいたずらをした時には、毎回叱った方が良いですよね? 教えて下さい!


ご質問ありがとうございます。

お子様が幼稚園や学校に上がる前は、母親が孤独になりやすく、育児にも迷いが生じやすい時期だと思います。

特にイヤイヤ期と呼ばれる1歳半から2歳頃の、「第一次反抗期」は、何を叱って、何を許した方が良いのかわからなくなるママが多い時です。

今回は、親に迷いが生じやすい1歳から3歳くらいの時期の、「しつけのポイント」を3つお伝えします。

(1)「実験期」であることを知る

生まれてから3歳くらいまでは、「実験期」と言われる時期で、目に映るものに興味を持ち、触ったり、壊したり、散らかしたりしながら、「実験」を通して学習しています。

親から見ると、「いたずら」としか思えないことでも、子どもはその行動通して、すごいスピードで様々な情報と知識をぐんぐん吸収しています。

「いたずら」に見える、「実験」は、子どもにとっては立派な、「学習」なのです。

そう考えると、質問者さまが叱るべきか迷われている、「水をこぼす」「引き出しをぐちゃぐちゃにする」などの娘さんの行動は、叱らなくても良いと言えます。

この時期は、散らかした後に怒るよりも、触られて困るもの、危険なものは鍵をかけたり、手の届かないところに置いたりと、先に手を打つようにした方が、親子ともにストレスが軽減されます。

131121akai

(2)自分と他人に危害を加えることは叱る

(1)だけお話すると、「じゃあ、今は実験期だから全く叱らなくて良いの?」と思われるかもしれませんが、「叱るべき時にはきちんと叱る」ことが大切です。

では、どんな時が叱るべき時かというと、「自分と他人に危害を加えた時(加える恐れがある時)」です。

友達にケガをさせたり、道路に飛び出すなど危険なことをした時には、自分の目を子どもの目の高さに合わせ、本気で、「やってはいけないこと」だということを伝えましょう。

言葉がわからない時期でも、「親の本気」は伝わります。「安全」はしつけの最優先事項だと考えましょう。

(3)「今の状態」がずっとは続かない

子どもの成長は早いので、親と子どもの知恵比べの追いかけっこが、ずっと続くように感じるかもしれません。

例えば、(1)でお伝えした、「子どもの手の届かないところに置く」という予防策も、子どもの活動範囲が広がり、知恵がつくと、あっという間に、「手の届く場所」に変わってしまいます。

この変化を、「気の休まる時がない」と捉えて憂鬱になるか、「子どもの成長の早さ」と捉えて喜ぶかによって、育児はマイナスにもプラスにも変わります。

子育てをしていると、頭でわかっていても心が付いて行かなかったり、イライラする自分がいやになったりすることもあるかと思いますが、いつの間にか、「手の届く場所」になっていた変化のように、ずっと同じ状態が続くことはありません。刻一刻と変化していくものなのです。

脳化学では、「子どもが3歳までに脳の8割は完成する」と言われています。

子どもが色々な実験(親から見たらいたずら)をすることは、実は、その「実験」「学習」が、脳の成長のために必要不可欠だからです。

「今は脳の成長期」と割り切って、危険がない限りはおおらかに見守ってあげることも、時には必要かもしれませんね。

叱る基準が毎回変わると、子どもは混乱します

「安全最優先」の考えは大切にし、「危険なことをしたら本気で叱る」という一貫性は持ちながら、そうでないことは、「今は実験期」という気持ちでお子さんの脳の発達を見守ってあげて下さいね!

●ライター/赤井理香(個性幼児教育専門家・おうちサロンプロデューサー)

data-ad-region="1"> data-ad-region="2">

注目の記事

このコラム読んでどう思う?

  • いいね (22)
  • うーん (5)
data-ad-region="2"> data-ad-region="2">

あなたにオススメの記事

パピマミをフォローする