改善のポイントは? 「週末のゆっくり寝」が子どもに及ぼす悪影響

【ママからのご相談】
小学校4年生の娘のことです。低学年のころは9時半に寝ていました。

しかし、塾に通うようになってから夕方から夜のスケジュールが忙しくなり、どうしても寝るのが10時半ごろになってしまいます。

平日は疲れがたまっているように感じるので、休日には寝不足を解消してほしいと思い、自然に目を覚ますまで起こさないでいます。

すると、平日は6時半起床のところ、9時近くまで寝ています。それでも、平日の午前中に元気がなく眠いときがあると言います。

どうしたらいいでしょうか。

a 週末に起床時刻を遅らせるのは逆効果の場合もあります!

ご相談ありがとうございます、ママライターのパピルスです。

高学年になり、塾や習い事などで忙しくなってくると、夕方から夜にかけてのスケジュールが大忙しというご家庭も多いのではないでしょうか?

もちろん早寝早起きができればいいのですが、どうしても寝る時間が遅くなってしまうこともあります。

成長期の子どもには十分な睡眠時間が必要ですから、週末に取り戻したい! というお気持ちはよく分かります。

しかし、もしかしたらその週末の“ゆっくり寝”が、平日の睡眠リズムを崩してしまっているのかもしれません。

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学校がある日とない日で起床時刻が大きくずれると午前中の授業が眠い! という調査結果

文部科学省が全国の小学5年生から高校3年生を対象として行った『睡眠を中心とした生活習慣と子供の自立等との関係性に関する調査の結果』の中に、興味深い調査結果がありました。

「学校がある日とない日で起床時刻が2時間以上ずれるか」という問いに「よくある」と答えた生徒は「学校がある日の午前中、授業中にもかかわらず眠くて仕方がないことがあるか」との問いに、「よくある……34.1%」「ときどきある……38.4%」と回答しています。

両者を合わせると、「学校がある日とない日で起床時刻が2時間以上ずれることがよくある生徒の7割が、授業中にもかかわらず眠くて仕方がない」という状態を感じているのです。

もしかしたら、ご相談者様の娘さんも休日の起床時間が遅くなることで平日の睡眠リズムを乱してしまっているのかもしれません。

休日に適度な運動と昼寝を活用!

とはいえ、睡眠不足は心配ですね。

週末には起床時刻を平日よりも1時間以上遅らせないように心がけ、足りない部分は効果的に昼寝をすることで補ってみてはいかがでしょうか?

効果的な昼寝のポイントは“寝過ぎないこと”です。

午後2時台までに“10~20分間机に伏せる”など、横にならずに昼寝をとると睡眠リズムを崩すことなく効果的に疲労回復できるといわれています。

また、睡眠の質を高めるためには、適度な運動が有効です。

新しく塾に通い始めて精神的に疲れがたまっていることも考えられますから、気分転換も兼ねて週末には散歩に連れ出してみたりするのも良いと思います。

これから中学生、高校生になると夜更かしをする機会も増え、休日に昼まで寝ている……という生活パターンに陥るケースもよく耳にします。

小学生のうちに、上手な睡眠リズムの整え方と気分転換の方法を身に付けられると良いですね!

【参考リンク】
睡眠を中心とした生活習慣と子供の自立等との関係性に関する調査の結果(概要)<PDF> | 文部科学省

●ライター/パピルス(フリーライター)

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