ストレスに強くなる!? 子どもを「ほめて伸ばす」メリット

【ママからのご相談】
1歳1か月の子どもをもつ母親です。

わが子も少しずつ大人の言うことがわかるようになってきたのか、「バイバイ」と言うと手を振ったり、名前を呼ぶと、「あい(はい)」と言ったりします。

そろそろしつけを始めてもいいのかなと思っていますが、よく子育てにおいて「叱るよりもほめる方が良い」と聞きます。

これは本当なのでしょうか?

a 叱るよりもほめる方が明らかにたくさんのメリットがあります。

こんにちは、ママライターのacoです。ご相談ありがとうございます。

だんだんとお子さんとのコミュニケーションがとれるようになってくると、成長を感じてうれしくなりますよね。

さて、「叱るよりもほめる方が良いのか?」というご相談についてですが、結論としては明らかにほめる方が良いといえます。

ほめることでお子さんの自己肯定感が高まり、ストレスに強くなるからです。

それだけでなく、何かをお子さんに習得してほしいときにも、ほめることでモチベーションが上がるためよく身につき、また一度習得したことは忘れにくいようです。

私にもご相談者様と同じく1歳過ぎの子どもがいますが、歯磨きが嫌いでなかなか自分で歯ブラシをくわえてくれなかったので困っていました。

しかし、ある日ふと自分で歯ブラシを口に持っていったときに、「すごいね! がんばったね!」と声をかけたところ、だんだんと歯磨きをしてくれるようになりました。

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ほめられると中脳が活動的になり、やる気が高まります

次に、ほめられたとき、人の脳ではどのようなことが起こっているのか、お伝えしたいと思います。

児童精神科医の白尾直子先生は著書『児童精神科医ママの子どもの心を育てるコツBOOK』の中で、ほめられると、脳では“報酬(ごほうび)”として受け取るため、動機づけ(やる気)が高まると述べています。

このとき、脳の中脳という場所が活動的になり、意欲と関連が深い神経伝達物質のドーパミンが活性化されるそうです。

またドーパミンが増えることで、記憶を形成する海馬にも影響を与えているようです。

ほめられることで習得できたことが、なかなか忘れにくいというのは、脳がこのような働きをしているからなんですね。

叱られると脳のへんとう体が活発化し、不快な気持ちに

反対に叱られたときには、「これからは気をつけよう」と思うため、一時的に動機づけは高まっているものの、不快な感情との関係が深い脳のへんとう体という場所が活動的になるそうです。

しかも、「気をつけよう」という気持ちは長続きしないそうです。

このような話を聞くと、叱ることが厳禁のような気もしてしまいますが、もちろん例外はあります。

お子さん自身や周りの人々に危険が及ぶようなときには、はっきりと叱ってやめさせなければなりません。

たとえば、車道に飛び出そうとしたときや、お友達に向かって物を投げつけたときなどです。

しかし、叱った後には必ず、「言うことを聞けてえらいね」「約束してくれてありがとう」など、ほめたり感謝の言葉を伝えることが大切です。

【参考文献】
・『児童精神科医ママの子どもの心を育てるコツBOOK』白尾直子・著

●ライター/aco(フリーライター)

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