ホントに打って大丈夫!? ママが「妊娠中の予防接種」で注意すべきこと

こんにちは、ライターのyossyです。

妊娠中に気を付けたほうがいいものとして、タバコやアルコールと並んで、薬がよく挙げられますね。

処方せんや市販薬についてはよく注目されますが、実は予防接種に関しても注意が必要です。

特に風しんの予防接種に関しては、接種から2か月は避妊すべきと言われているほど。では、具体的に解説していきましょう。

“不活化ワクチン”か“生ワクチン”か

予防接種で打つワクチンは、“不活化ワクチン”と“生ワクチン”の大きく2種類に分けられます。

それぞれの違いは次の通りです。

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不活化ワクチン

細菌・ウイルスを殺して毒性をなくし、必要な成分だけをとりだして接種することで抵抗力を高めるもの。

例:インフルエンザ、B型肝炎、不活化ポリオワクチンなど。

生ワクチン

生きた細菌・ウイルスの毒性を弱めて接種することによって抵抗力を高めるもの。

例:BCG、風しん、麻しん風しん混合(MR)、みずぼうそう、おたふくかぜワクチンなど。

妊婦の場合、基本的に不活化ワクチンについては大きな問題がないとされています。

特にインフルエンザワクチンは、病院で推奨されるケースも多いです(予防接種の種類・妊婦の状況などによって医師が推奨しない場合もあります)。

一方、生ワクチンについては基本的に全て『接種すべきではない』とされているので、注意しましょう。

風しんワクチンは接種後2か月妊娠を避けるべし

『先天性風しん症候群』を予防することを目的として、特に妊娠前に風しん、麻しん風しん混合ワクチンを接種する人は増えています。

そのこと自体は大変望ましいこと。

しかし、妊娠していない時期に接種すべきであり、接種後も2か月妊娠すべきではない、とされていることに注意しましょう。

なお、先天性風しん症候群というのは、妊婦が妊娠初期に風しんにかかった場合、難聴や白内障、心疾患といった症状の病気を総合して言うものです。

症状が1つの場合もあれば、複数の場合も。妊娠を望む人は早めに抗体を持っておきたいものです。

特に、女性の場合は昭和54年4月2日〜平成7年4月1日生まれの人が要注意(男性は平成7年4月1日以前)。

抗体を持っている人が少ないと言われています。また、夫を含めて同居している家族も予防接種を受けておきましょう。

接種後妊娠が判明した場合の先天性風しん症候群の発症例はなし

気になるのは風しんワクチンを接種した後にすぐ妊娠が判明した場合のことですね。

胎児が先天性風しん症候群になるのでは、と考える人もいるはず。しかし、結論から言えば大げさに心配する必要はありません。

厚生労働省によれば、風しん含有ワクチン接種後に妊娠がわかったケースで、先天性風しん症候群が報告された例は世界的にもないといいます。

可能性が完全に否定されているわけではありませんが、人工中絶などを考える必要はない、と公表しているのです。

種類が多くて少し複雑な予防接種。

しかし、妊娠を考慮せずに予防接種を受けてしまうと、出産まで悩みを抱えてしまうケースもあります。

ぜひ正しい知識を身につけて、必要な予防接種はできるだけ妊娠前に済ませておきましょう。

妊娠中の人は、予防接種に関しては、不活化ワクチンも含めてきちんとかかりつけ医に相談したうえで行うことをオススメします。

●ライター/yossy(フリーライター)

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