預け先が心配? プレママが知るべき「保育所」と「待機児童」の実態

【女性からのご相談】
共働き世帯です。この間結婚したばかりなのですが、妊娠して出産した後も働き続けるつもりです。

ただ、心配なのは、待機児童の問題です。現在待機児童が増えているとのことですが、大丈夫なものでしょうか?

a 意外にも待機児童の数は減っていますよ!

こんにちは、ライフライターの鍋谷です。

共働き家庭で、かつ小さなお子さんを持っている家庭にとっては、“どこに子どもを預けるか”というのは、大きな問題です。

ニュースなどで、「待機児童が増えている」という報道を聞くたびに、「自分たちの家庭は大丈夫だろうか」と思い悩む、相談者様のような人も多いでしょう。

でも、本当に保育所の数が足りなくて、かつ待機児童は増えているのでしょうか?

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保育所の数は年々増えている

まず、問題にあがるのが、“保育所の数”ですが、実は年々増加傾向にあります。特に、平成22〜23年の間では、300ほども増えています。

平成19年と平成26年では、保育所の数には1,577か所もの違いがあります。

全体の数が22,848件~24.425件の間で推移していることを考えれば、7年間でのこの伸び幅は、かなり大きいと言えるでしょう。

ちなみに、利用者の数も順調に増えていっています。また、保育所全体の定員数が、利用者の数と並んだことはなく、保育所にはまだ余裕がある状態です。

待機児童の数はピークよりも減っている

また、“待機児童の数”も、実はピーク時に比べると減少傾向にあります。

一番待機児童が多かったのは、平成22年のときです。このときは、26,275人もの待機児童がいました。

平成21年~平成23年の間というのは、常に待機児童の数が25,000人を超えていたのです。

しかし、平成24年から、待機児童の数は減り始めまています。

上では、“保育所の数”について触れましたが、ここ7年の間で、もっとも保育所の増加数が多かったのは平成23年~24年にかけてです。

このようなことが、待機児童の減少に影響したのかもしれません。

そのあとも、徐々に待機児童の数は減っていき、平成26年の段階では、21,371人となっています。

預け先の確保をしたい

ただ、それでも平成19年には18,000人程度だった待機児童の数が、平成26年の段階では21,000人近くに増えた、というのは確かです。

保育所の利用率は上がっていっていますが、“預けやすい地域”と“預けにくい地域”の差もあるでしょう。

待機児童の数が減っていても、自分が預けたいところの保育所はあいていない、ということもあるはずです。

保育所は大変有用な施設ではあります。

ただ、これがどうしても確保できない、という場合は、信頼できるベビーシッターや、父母(子どもにとっては祖父母)などの手を借りることも必要になるかもしれません。

また、保育所に入所させたとしても、“代替手段”を用意しておくことは必要です。

「自分たちでまかなえないところは、人の手を上手に借りる」と考えて、預け先を確保したいものですね。

●ライター/鍋谷萌子(フードアナリスト)

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